
ゴールデンウイークの終盤・子どもの日に、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(オペラホール)で開催されたアルテリッカしんゆり主催の「東京交響楽団with 小林研一郎」を鑑賞しました。
このプログラムの人気はすごく、あの広い会場が満席という切符販売状況、従って当日売りのチケットが無いという。
新百合ヶ丘駅から観客の人の流れがテアトロ・ジーリオ・ショウワまで続いていました。
プログラムは、ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 op.68「田園」全5楽章
それにチャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 op.74「悲愴」全4楽章という誰でも知っている名曲です。
演奏が始まると、会場内はしわぶき一つなく楽団員が奏でる音の調べに耳をそばだて、全身で聞き惚れました。
音楽と言えば、東京音頭と佐渡おけさを聞いたことがあるくらいの音楽に関して無知な管理人であるが、物事の本物に触れればその違い位は分かります。
まさに川崎市のフランチャイズ交響楽団、そして指揮者が世界的な小林研一郎とあっては。
生身の楽団員が目の前で楽器を操作し奏でる美しい音が、会場内の空気を介して直にわたしの耳に入ってくるのであって、その音に全身がつつまれる快感、これ以上の贅沢はありません。
よく高級な音楽再生機器を通して聴く音楽が最高だという人もいるが、本物の生の演奏にかなうものはありません。
演奏を鑑賞していて、指揮者というのは最大の演奏者だということがわかりました。
何一つ楽器は持っていませんが曲のスタートから最後まで、指揮棒を使い、全身をフルに使って、頭も手も足も腰もすべてを曲のために使って楽団員をリードしている姿に強烈な印象を受け、かつ大変な肉体労働者だと思いました。
当然、演奏する曲はすべて頭に入っており、暗譜です。
幸いにもわたしの席は1階中ほどの中央部という最高の席で堪能することが出来ました。
思えば一面の小高い山だったところに昭和49年に新百合ヶ丘駅が開業し、今や新百合ヶ丘は川崎の北部副都心として発展してきています。
その新しい街を芸術のまち・音楽のまちと位置付けて川崎市が推進した結果、昭和音学大学の誘致に成功し、日本初の日本映画大学があり、川崎市アートセンターが存立している一大文化ゾーンが形成されました。
今回の東京交響楽団の演奏が地元麻生区の新百合ヶ丘で、しかも音響効果が素晴らしい昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワで鑑賞出来ることは昔は考えられなかったことです。
これも前市長阿部孝夫氏の一貫したリーダーシップと、それを具現化し実務を推進している川崎文化財団を忘れてはいけません。

Posted by tomato1111 at 00:00│
しんゆり芸術祭2014