1月25日(土)の午後は、久しぶりに豪華で贅沢な時間を過ごした。
ことしのゴールデンウイーク期間中に新百合ヶ丘駅周辺で開催される「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカ)」に関連するアート講座『オペラの魅力〜モーツァルトのオペラ〜』を新百合1ホールで受講したのだ。
管理人である黒川のぐうたら百姓「やまざる」が、15年以上前から何の拍子でか総合芸術の歌劇(オペラ)に関心を持ち、以降、がらにもなく基礎教養もないド素人が 歌劇(オペラ)と聞くと異常な関心を示すのだ。
当日は表題のタイトルで、講師には音楽評論家 昭和音楽大学教授 小畑恒夫氏(おばたつねお)がレクチャーをされ、そのあとに藤原歌劇団団員のソプラノ歌手 高橋薫子(たかはしのぶこ)さんの素敵なアリアを5曲聞くという素晴らしい講義を受けました。
受講生には小畑恒夫先生が丁寧に要領よくまとめられたモーツァルトに関する資料が配られ、彼の偉大なオペラ作曲家としての一端を知るよすがとなった。
先生によればモーツァルトの傑作オペラ「魔笛」、「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」そして世界中で最も多く上演されている「フィガロの結婚」、がなぜ生まれたか?を明快に解説していただいた。
その立役者は、神聖ローマ皇帝 ヨーゼフ2世がモーツァルトを支持し、彼に「コジ・ファン・トゥッテ」や「フィガロの結婚」のようなユニークなオペラ・ブッファを書かせ、活躍できる雰囲気や社会を作ったことが第一。
二人目は興行師であり歌役者のシカネーダー。
彼はモーツァルトの最後の作品「魔笛」の台本作者で、物語の中には当時流行したあらゆるものを盛り込んだ作品に仕上げた。
最後は台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ。
「コジ・ファン・トゥッテ」(女はみんなこうしたもの)は、ダ・ポンテのオリジナル作品と言われ、モーツァルトの音楽によって最も斬新的なオペラとなった。
下記はモーツァルトのオペラ作品22曲のリスト(小畑恒夫先生の資料から引用)


レクチャーのあとの高橋薫子さんのソプラノ独唱は、これまた素晴らしかった。
華麗な瀧田亮子さんのピアノ演奏をバックに、高橋さんは清楚な服装で、凛とした透き通るようなアリアに、ボケ爺のわたしは心から心酔した。
チャーミングな高橋さんが広い会場の隅々まで届く高音の声は耳に心地よい。
オペラのタイトルによって、柔らかく優しい声かと思えば、次のオペラ曲では切々と女心を悲しげに訴える声であり、はたまたきつい顔をして声高に歌うなど、プロのソプラノ歌手の生の声に感激した。
ある曲では わたしは目をつむり、声の表情でシーンを心の中で想像したりもした。

今年の4月26日(土)に行われる「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカ)」のオープニング公演は藤原歌劇団のオペラ「魔笛」だそうだ。
まだ出演者が不明だが、今日の高橋薫子さんが出演するのであれば、是が非でも鑑賞したいと考えている。
<余禄>
管理人のやまざるは、本場 オーストリア ウイーンにある国立オペラ座で平成23年12月20日(2011年)に、妻と二人で「魔笛」を鑑賞しました。
またイタリアにあるオペラの殿堂 ミラノ スカラ座で同じく平成23年12月16日に、妻と二人で「ドン・ジョバンニ」を鑑賞しました。
また個人的な歌劇DVDライブラリーには、モーツァルトの作品がたくさんあり、晩年の身体が自由に聞かなくなったときには、それらを鑑賞して過ごそうと考えている。
Posted by tomato1111 at 00:00│
しんゆり芸術祭2014