幼稚園から帰ってきた孫たちをブルーベリー畑へ誘った。
ハイブッシュ・ブルーベリーの大きな果実を見て、「じいじ、これ、味見していい?」 と3歳の孫娘が聞いてきた。
母親から「夕食が食べられなくなるから間食をしてはいけない。」と厳命を受けているから、『食べる』という表現を使わないのだ。
「いいよ!味見をしても」と言うと喜んで食べていたが、すかさず、「これも味見をしていい?」と聞いてきた。
「いいよ」、 「ありがとう!おいしいね。」、「じいじ、これ、味見していい?」
「いいよ」、「ありがとう!これも味見するね。」…。
母親の目が届かないところで、「食べる」と言わず、「味見していい?」と味見の行為でわたしのブルーベリーを食べてくれ嬉しかった。