『雨接待』(あめせったい)
☆--------------------雨に見舞われること--------------------
突然の雨に見舞われたり、雨に降りこめられたりすることを、江戸時代は、『雨接待』といいました。
雨を、一種のおもてなしと受けとめているところが、おもしろいですね。
どちらかというと、皮肉なニュアンスをこめて、使われたようです。
自分にとって、好ましくない対応をされたとき、「ずいぶんなご挨拶だね」というような感じでしょうか。
それでも、天のの手荒な歓迎と思えば、つい、頬笑みがこぼれそうです。
雨が降らなけければ、困るのも、私たち。