新宿・紀伊國屋サザンシアターで劇団民藝2013年幕開き公演「真夜中の太陽」を2月15日(金)に鑑賞した。
キャストはベテランの日色ともゑと若い女性が12名(うち5名が20代、初舞台の新進)の合わせて13名が女性で、男性が端っこの方で二人登場するという異色の芝居。
時代は太平洋戦争末期の1944年、白鶴女学院の音楽室と言う設定で、女学生は全員もんぺ姿で中には懐かしいかすり模様のもんぺをはいている人が混じり、古い人間のわたしも懐かしさを覚えた。
軍服姿の数学教師 平松敬綱はカーキ色の兵隊姿で足にはキリリとゲートル(欄外参照)が巻き付けられていて、これまた懐かしさが込み上げてきた。
それをみてわたしは子供の頃、戦争から戻ってきた父親が戦地から持ち帰ったカーキ色のゲートルを子供の自分の足に巻き付けた記憶がよみがえってきた。
本公演は、2月24日(日)まで新宿・紀伊國屋サザンシアターで開演されている。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)