2013年02月10日

畑の土壌診断

農家父から相続した農地を定年後は守っている。

何もしなければ農地は荒れ放題になり、やがて雑草・雑木が茂って自然の山に還ってしまう。

少なくても雑草が生えたら除去し、畑の体裁を整え、麻生区の緑や農地保全に努めている。

その農地の土壌に最新の科学的な分析を行う土壌診断JAセレサ川崎果樹部の指導により行った。


何せ地球が誕生して以来今日まで、我が畑の農業的見地から見た土壌の分析などは行ったことがなく、今回が初めての取り組みを行ったのだ。

先日その結果が出て、科学的な分析結果の報告と農業用用地とりわけブルーベリー畑にふさわしい土壌に改良するための検討会が、JAの農業顧問・神奈川県農業技術センター職員・川崎市農業技術支援センター職員・JA果樹部担当職員の出席のもとに行われた。


わたしの場合は先祖代々引き継いてきた昔からの農地の結果は、野菜類を作るのに何ら問題なく肥えている畑で、地力もあると診断された。
特に肥料を与える必要のない土地であると評価されたが、ブルーベリーにはpHが高いのが問題であり、その具体的な対応法の指導を受けた。


またはるひ野の造成地に作った農地は小山を削って創られたところであり、造成地特有のデータで、カリ(K2O)が適正範囲より高くかつリン酸(P2O5)が適正範囲外で低いのが問題であり、土壌改良のために重焼リンを施肥すべきだと指導を受けた。

この科学的な診断結果を受けて、数年をかけて意識的に農業にふさわしい農地にすべく対応していきたい。