今日はクリスマスイブ。
最近の日本の家庭ではクリスマスツリーが飾られ、テレビやラジオから流れる賛美歌21「きよしこの夜」を聞きながら、クリスマスケーキに舌鼓(したづつみ)を打つのが日常化しているのではないでしょうか。
12月22日(土)の朝日新聞 beの song一面に『うたの旅人 発端は飢えたネズミ 賛美歌「きよしこの夜」』の特集記事が掲載されていました。
これを読んでわたしは大変懐かしい思いに浸り、今から25年以上前のクリスマスイブを思い出しました。
今日はクリスマスイブ。
最近の日本の家庭ではクリスマスツリーが飾られ、テレビやラジオから流れる賛美歌21「きよしこの夜」を聞きながら、クリスマスケーキに舌鼓(したづつみ)を打つのが日常化しているのではないでしょうか。
12月22日(土)の朝日新聞 beの song一面に『うたの旅人 発端は飢えたネズミ 賛美歌「きよしこの夜」』の特集記事が掲載されていました。
これを読んでわたしは大変懐かしい思いに浸り、今から25年以上前のクリスマスイブを思い出しました。
当時ドイツ駐在員だったわたしは、クリスマス休暇という現地の習慣に従い、車でオーストリアのインスブルック・ザルツブルグへスキーに行くのを毎年の行事にしていました。
ある年、オーストリア・ザルツブルグ近郊に賛美歌「きよしこの夜」の発祥の教会があることを知り、近くのペンションに予約を取って、クリスマスイブの夕方に家族で訪れました。
早く現地についたわたし達は、広さが8畳間ぐらいの小さな教会に入り展示物を見たり周辺を散策して日暮れを待ちました。
4時を過ぎてあたりが暗くなるにつれて、人々が教会のある丘に集まり始め、シナリオにあるのか粉雪が舞い始めました。
当時、その教会を囲んで集まってきた人は百人くらいでしょうか?
粉雪の舞う中で荘厳なオルガン演奏による聞きなれたクリスマスのメロディが流れてきました。
あの「きよしこの夜」のメロディでした。
狭い教会の中には多くの人が入れないので、教会周辺の小高い芝の丘に立っている人々は、この「きよしこの夜」を歌い始めました。
聞けば世界各国からこの日を選んでこの場所へ訪れているクリスチャン達ですので、言語はまちまちでした。
わたし達家族は、当然、日本語で歌いました。
オーストリア・オーベンドルフにある「きよしこの夜」が生まれた小さな教会を囲み、粉雪の舞う静かなしじまでイエスキリストの誕生を祝う賛美歌を全員でうたうという素晴らしい経験でした。
朝日新聞に掲載された写真を見ているうちに、はるか昔のクリスマスイブの宵を思い出したのでした。
(参考:ザルツブルグのクリスマス・マーケット)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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