<伊予の国 菩提の道場編>平成24年9月27日(木)
今日は8か所の愛媛県 伊予の国の札所を巡った。
今夜の宿泊は、松山市の道後温泉。
名湯にゆったりと浸かって、札所めぐりの疲れを癒したい。
(四国八十八か所お遍路巡礼地図)
<伊予の国 菩提の道場編>平成24年9月27日(木)
今日は8か所の愛媛県 伊予の国の札所を巡った。
今夜の宿泊は、松山市の道後温泉。
名湯にゆったりと浸かって、札所めぐりの疲れを癒したい。
(四国八十八か所お遍路巡礼地図)
第四十四番 菅生山 大宝寺(すごうざん だいほうじ)
(本尊:十一面観世音菩薩 開基:明神右京・隼人))
(愛媛県久万町字菅生1173)
八十八ヵ所中のちょうど真ん中に位置する寺。
第四十五番 海岸山 岩屋寺(かいがんざん いわやじ)
(本尊:不動明王 開基:弘法大師)
(愛媛県美川村大字七鳥1468)
仙人の住む霊地は修行の厳しさを今も伝える。車の入らない厳しい急坂を上らなければならない。弘法大師は木と石で不動明王を刻み、木像は本堂の本尊に、石像は山に封じ込め、山そのものを本尊として開創したそうだ。大師堂が本堂より大きく高い位置にあるのは山全体を本尊とするこの寺のこと。
第四十八番 清龍山 西林寺(せいりゅうざん さいりんじ)
(本尊:十一面観世音菩薩 開基:行基)
(愛媛県松山市高井町1007)
行基自らが刻んだ十一面観世音菩薩を本尊として開基。
日本名水100選に選ばれたおいしい水が境内に湧いている。
第四十九番 西林山 浄土寺(さいりんざん じょうどじ)
(本尊:釈迦如来 開基:慧明上人)
(愛媛県松山市鷹子町1198)
像高1m33cm、胸に金鼓をかけ、右手に鹿杖を握っている空也上人像は、重要文化財。
第五十番 東山 繁多寺(ひがしやま はんたじ)
(本尊:薬師如来 開基:行基)
(愛媛県松山市畑寺町32)
淡路山の中腹、街を見下ろす高台に位置する繁多寺。
松山市街はもとより瀬戸内海まで一望できる。
美しい自然が遍路の心を和ます。
第五十一番 熊野山 石手寺(くまのざん いしてじ)
(本尊:薬師如来 開基:行基)
(愛媛県松山市石手2−9−1)
八十八ヵ所でも随一の寺宝、文化財を有する名刹。境内には香煙が絶えないほど信仰を集めている。
「衛門三郎伝説」発祥の地。
第五十二番 龍雲山 太山寺(りゅううんさん たいさんじ)
(本尊:十一面観世音菩薩 開基:真野長者)
(愛媛県松山市大山寺町1730)
大山寺の創建者は豊後国の真野長者。航海の安全を観音菩薩に祈り、難を逃れ、そのお礼に一夜で堂宇を建立した。
国宝に指定されている本堂。
第五十三番 須賀山 円明寺(すがさん えんみょうじ)
(本尊:阿弥陀如来 開基:行基)
(愛媛県松山市和気町1−182)
「和気の円明さん」と親しまれる円明寺。
本堂の中には長さ4mはあろうかという、巨大な龍の彫り物がある。
今にも動き出しそうな躍動感にあふれた龍は、一説には名工・左甚五郎の作といわれている。
<宿泊>
〒790−0836
愛媛県松山市道後鷲谷町5−32
ホテル椿館
電話089−945−1000
道後温泉「坊ちゃんの湯」から4-5分の高台にあるホテル
道後温泉「坊ちゃんの湯」
(撮影:9月27日)
お参りの案内人『先達(せんだつ)』
初めて四国の霊場をお参りするには、古くから伝わるその歴史や作法を知らなければなりません。
わたしが参加している「四国八十八ヵ所めぐり」にも、四国の霊場を知り尽くした経験豊富な『先達(せんだつ)』さんに同行していただいています。
巡拝でお寺様の山門を入るところから出るまで、『先達』さんを先頭にしてそのあとに従います。
巡拝の方法、そのお寺さんの固有の事柄などを細かく教えていただき、読経の仕方や順番などを『先達』さんのリードで行います。
『先達』は八十八ヶ所を最低四回巡拝し、お寺様の推薦を受け、「四国八十八ヶ所霊場会の認定を受けた公認のガイドさんです。
『先達』として登録されている人は1万数数千人以上もおられ、年間三百名以上の新任先達が生まれているそうです。
先達になると「輪袈裟」「赤い金剛杖」「先達番号」等が支給されるとのこと。
八十八ヶ所すべてのお寺さんを巡拝した回数により七段階の階級に分かれています。
わたしたちの面倒を見ていただいている青木房子先達(写真)は、個人的に36回の巡拝を行ったそうです。
(⇒四国88ヵ所お遍路の旅…9日目 を読む!)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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