<土佐の国 修行の道場編>平成24年9月23日(日)
今日は8八十八か所巡礼の旅 4日目。
昨日で徳島県 阿波の国<発心の道場>二十三か所を打ち終わった。
今日から高知県 土佐の国<修行の道場>が始まった。
今日は6か所の札所と 御厨人窟(弘法大師悟りの地)、奥之院・爪彫薬師を巡る。
(四国八十八か所お遍路巡礼地図)
<土佐の国 修行の道場編>平成24年9月23日(日)
今日は8八十八か所巡礼の旅 4日目。
昨日で徳島県 阿波の国<発心の道場>二十三か所を打ち終わった。
今日から高知県 土佐の国<修行の道場>が始まった。
今日は6か所の札所と 御厨人窟(弘法大師悟りの地)、奥之院・爪彫薬師を巡る。
(四国八十八か所お遍路巡礼地図)
御厨人窟<弘法大師悟りの地>
室戸岬突端近くにある御厨人窟は、弘法大師が無名の青年だったころ荒磯修行したところ。
(洞窟の前は青い太平洋の海、上は青い空だったことから、後に「空海」という名前のもとになった場所。)
第二十四番 室戸山 最御崎寺(むろとざん ほつみさきじ)
(本尊:虚空蔵菩薩 開基:弘法大師)
(高知県室戸市室戸岬町4058−1)
かって無名の青年だった弘法大師が荒磯修行に来た場所で、岬の洞窟にこもり虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を修行したという。その時、空に輝く明星が大師の口に飛び込み、この地での出家得度の決心をして、虚空蔵菩薩を刻んで本尊とした。この岬は大師が最初に悟りを開いた場所。
第二十五番 宝珠山 津照寺(ほうしゅざん しんしょうじ)
(本尊:延命地蔵菩薩 開基:弘法大師))
(高知県室戸市室津2644)
室津港を見下ろす小高い丘の上に佇む寺。海で働く人の無事と豊漁を祈願して延命地蔵菩薩を刻み、堂宇に安置した。
第二十六番 龍頭山 金剛頂寺(りゅうずさん こんごうちょうじ)
(本尊:薬師如来 開基:弘法大師)
(高知県室戸市元乙523)
「東寺」と呼ばれる最御崎寺に対して、ここ金剛頂寺は「西寺」と呼ばれ、岬背後の高台に位置する。
山門の正面に立つ本堂には、大師作の薬師如来が安置されている。
この像は完成したときに自ら本堂の扉を開け、鎮座したと言われる伝説が残る。
第二十七番 竹林山 神峯寺(ちくりんざん こうのみねじ)
(本尊:十一面観世音菩薩 開基:行基)
(高知県安田町唐浜2594)
「真っ縦」と呼ばれる急勾配の参道を登る神峯寺はかっては難所として遍路泣かせの土佐路の関所寺だった。
第二十八番 法界山 大日寺(ほうかいざん だいにちじ)
(本尊:大日如来 開基:行基)
(高知県野市町母代寺476)
本堂に安置されている本尊・大日如来は四尺八寸二分(約145cm)の座像で四国では最大級の大きさ。
境内には四季折々の花が咲き遍路の目を楽しませる。
奥の院の爪彫薬師(つめぼりやくし)
大日寺・本堂から少し離れた場所にある奥の院は、大師自らが爪で彫ったとされる薬師如来の霊木が安置されている。
これは目・耳・口・鼻など首から上の病気に御利益があると伝えられている。
第二十九番 摩尼山 国分寺(まにざん こくぶんじ)
(本尊:千手観世音菩薩 開基:行基)
(高知県南国市国分546)
「諸国で最も良い土地を選んで建てよ」という聖武天皇の勅願により、天平13年(741)に行基が建立した寺。
天皇自らが金光明最勝王経を写経して納め、天下泰平・五穀豊穣・万民豊楽を願う祈願所とした。
ブログ管理人<やまざる>の巡礼姿
<平成24年9月23日高知県の霊場で撮影>
頭陀袋(ずだぶくろ)は、日頃、愛用している鞄を代用してお参りしている。
<宿泊>
土佐ロイヤルホテル
〒781−5703
高知県安芸郡芸西村西分甲二九九五番地
電話0887−33−4510
札所での読経手順
札所には、本堂と大師堂が必ずあります。
本堂は、開基した僧侶、開基の背景等でおまつりしている御本尊が異なります。
わたしが参加している札所巡礼での読経手順は、次の通りです。
<本堂前での読経>
1. 開経偈(かいきょうげ)…1遍
2. 懺悔文(さんげもん)…1遍
3. 三歸(さんき)…一遍
4. 三竟(さんきょう)…一遍
5. 十善戒(じゅうぜんかい)…一遍
6. 發菩提心眞言(ほつぼだいしんしんごん)…三編
7. 三昧耶眞言(さんまやかいしんごん)…三編
8. 般若心経(はんにゃしんきょう)…一遍
9. 御本尊御真言(ごほんぞんしんごん)…三編
10. 光明真言(こうみょうしんごん)…三編
11. 高祖弘法大師御宝号(こうそこうぼうだいしごほうごう)…三編
12. 回向文(えこうのもん)…一遍
13.合掌礼拝
<大師堂前での読経>
1. 経偈(かいきょうげ)…1遍
2. 懺悔文(さんげもん)…1遍
3. 三歸(さんき)…一遍
4. 三竟(さんきょう)…一遍
5. 十善戒(じゅうぜんかい)…一遍
6. 發菩提心眞言(ほつぼだいしんしんごん)…三編
7. 三昧耶眞言(さんまやかいしんごん)…三編
8. 般若心経(はんにゃしんきょう)…一遍
9. 光明真言(こうみょうしんごん)…三編
10 高祖弘法大師御宝号(こうそこうぼうだいしごほうごう)…三編
11.回向文(えこうのもん)…一遍
(⇒四国八十八ヵ所お遍路の旅…5日目 を読む!)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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