2012年05月26日

ブルーベリーの接ぎ木

スキャン0025 眼にいい」と人気の高いブーベリー。

ブルーベリーは果実のみならず、四季折々の変化が人の心を癒してくれます。

春に咲く可憐な花、夏期に成熟する青紫色の果実、秋の鮮やかな紅葉、そして冬には葉を落し厳しい寒さにじっと耐えて春を待ちます。

わたしも老いの楽しみにと、100本近いブルーベリーを植えて手入れと収穫を楽しみにしています。

栽培上の技術の一つに、接ぎ木があります。

わたしも今まで何回かトライしましたが、技術が未熟で成功しませんでした。


接ぎ木2


東京農業大学の大坪名誉教授の実技指導とアドバイスをもとに3月に行った結果、接ぎ木が順調に活着しました。


成功のポイントは、台木に穂木を固定するテープにありました。

先生が指定されたテープ製品名New Medelニュー メデル)(株式会社 アグリス製)(新 芽出る)を使ったところ、わたしの場合の成功率は5割でしたが、何とか活着しました。

穂木から生まれた新芽が、New Medelを破って外に出てくるところにこのテープの特徴があります。


一般のテープは材質が強く硬いため、弱い芽がテープを突き破れなかったことに原因があると考えられます。

台木に樹勢の強いラビットアイを使い、高級な品質が多いハイブッシュやサザンハイブッシュの穂木とするため、今後の成長、来年以降の収穫が楽しみです