2012年03月18日

放置死「むごいの一言」…朝日新聞から

爆発いかなる事情があるにせよ、この世に生まれてきた幼児の養育は親の責任。

幼児は親以外に頼るすべがなく、ほかの人に訴えることも 助けを求めることもできない。

幼い姉弟をマンションに放置して餓死させた母親に懲役30年の地裁判決が言い渡された。

幼い姉弟が何を思い、どのような気持ちでこの世を去ったのか?報道記事に接してやるせない気持ちになった。

児童は人として尊ばれ、社会の一員として重んぜられ、良い環境の中で育てられる」と児童憲章にはある。
このような事件が起きる前に、何か支援できることがないだろうか!
  (以下に2012年3月17日付朝日新聞朝刊記事を転載)


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日本では昭和26年5月5日に児童憲章制定会議において『児童憲章』が定められている。


われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。

  児童は、人として尊ばれる。

  児童は、社会の一員として重んぜられる。

  児童は、よい環境の中で育てられる。

  1.すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保証される。
 2.すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
 3.すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。
 4.すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
 5.すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、また、道徳的心情がつちかわれる。
 6.すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整つた教育の施設を用意される。
 7.すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。
 8.すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられないように、十分に保護される。
 9.すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、悪い環境からまもられる。
10.すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。
11.すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
12.すべての児童は、愛とまことによつて結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。


Posted by tomato1111 at 00:05