
あいにくの冷たい雨の降る3月9日(金)、川崎市立はるひ野中学校の第4回卒業証書授与式が厳かに挙行されました。
卒業生とご父兄、中学の在校生 はるひ野小中学校らしく小学生、そして来賓も出席した小アリーナでの卒業式は、整然と規律正しく かつ心のこもった運営で進行し、はるひ野中学校の歴史をしっかりと刻むような素晴らしい式でした。

あいにくの冷たい雨の降る3月9日(金)、川崎市立はるひ野中学校の第4回卒業証書授与式が厳かに挙行されました。
卒業生とご父兄、中学の在校生 はるひ野小中学校らしく小学生、そして来賓も出席した小アリーナでの卒業式は、整然と規律正しく かつ心のこもった運営で進行し、はるひ野中学校の歴史をしっかりと刻むような素晴らしい式でした。


卒業生は名前を呼ばれて小アリーナのステージに上がり、はるひ野中学校 和泉田政徳校長から一人づつ卒業証書が手渡されました。
(今年の卒業生は、60名(男子26名、女子34名)、進路は公立高等学校へ29名、私立高等学校へ27名、その他学校が4名。昨年の卒業生も60名だった。)

卒業生をおくる挨拶をされる和泉田中学校校長
来賓として挨拶する梅澤はるひ野町内会長
在校生代表の「送ることば」、卒業生代表の「別れのことば」も、ありきたりの言葉ではなく、はるひ野中学校のレベルの高さを示すような暖かみを感じさせられる素晴らしいもので、卒業生・在校生のみならず会場に列席していた人たちを感動させるものでした。
卒業生全員が「春に」「郷愁歌」を合唱した時は、3年間の思い出が涙を誘ったのか涙ぐむ人が見られました。

卒業生が前方にそろって合唱がおわり、生徒代表が中学生活の思い出を語った時のことでした。
やおら、生徒代表が卒業生一同の名前で担任の先生に『卒業証書』を授与すると言い出し、担任の先生を呼び出しました。
そして卒業生が授与されたものと同じ立派な「卒業証書」を読み上げて授与しました。
わたしもいろいろな卒業式に参加してきましたが、卒業生が1年間の担任を終えたことにより担任の先生に「卒業証書」を授与したというのは初めて目にしました。
式が終わり卒業生を引率して一番前を歩きながら会場を後にした担任の先生の左手には、卒業生と同じ「(担任)卒業証書」がしっかりと握られていました。

アリーナの後方には吹奏楽部の生徒たちが、生の演奏をして式を盛り上げていました。
アリーナ前方のステージ左側に、卒業生が中心になって製作したという「校歌板」(左写真をクリックすると拡大表示される)が掲げられていました。
学校の式典では、この校歌板が多いに役に立つでしょう。

万感胸に迫るものがあるのか、ハンカチで目頭を押さえておられる教職員の方も目にしました。
涙もろいわたしも、それを見ていて 思わず涙が頬を伝わってきました。
卒業生は明日から自らが選んだ道を、はるひ野中学校で学んだ尊い経験を糧に力強く進んでいくことを祈念します。
そしてはるひ野中学校を誇りにすると同時に、育った黒川地区を生涯のふるさととしてほしいと思います。
思えば平成20年4月7日に、新たに黒川地区はるひ野に誕生した「はるひ野小中学校」の合同入学式からスタートした川崎市立はるひ野小中学校は早いもので、4回目の卒業式を終え、来月には5回目の小学生を迎えることになります。
(参考:川崎市立はるひ野小中学校関連記事索引)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
| このBlogを チェッカーズに追加 |
| このBlogを リーダーに追加 |