「ミラベル」とは、「美しい」の意で、ここには「ミラベル宮殿」がある。
資料によれば宮殿は大司教ヴォルフ・ディートリヒが愛人サロメ・アルトのために1606年に建設、1818年の火災後、クラシック様式で再建され、現在は市役所や図書館として使用されている。
(写真:ミラベル宮殿の庭園とそこから望むホーエン・ザルツブルグ城)
(写真:映画「サウンド・オブ・ミュージック」に登場したミラベル公園にあるペガサスの像)
駐在員時代に訪れたが新しい気持ちで、旧市街にある「モーツアルトの生家」を訪ねた。
多くの人出がモーツアルト生家の前の狭いゲトライデガッセ(通路)を交錯している。
旧市街には有名なクリスマスマーケットが開かれており、そのためと思われる。
車の入らない狭い通路に壁が黄色く塗られた「モーツアルトの生家」がある。
ザルツブルグ博物館前のモーツアルト広場に立つモーツアルト像。
雪もよいの夕方に撮影したので光量不足の写真となった。
夏に開かれる有名な「ザルツブルグ音楽祭」会場となる「祝祭劇場」。
内部の見学を10月にインターネットで申し込んだが、クリスマスシーズンはお休みということで断念した。
またこの「祝祭劇場」は、2006年のモーツアルト生誕250周年を機にして、大改築がされ小ホールは「モーツアルトホール」と改名されたそうだ。
夏のシーズンにはこの劇場で歌劇も数多く上演されるので、機会があれば再び訪れて鑑賞したい。
ザルツブルグの大聖堂(ドーム)。
ここでモーツアルトは洗礼を受けオルガン奏者も務めた。
またザルツブルグ生まれの著名な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの葬儀も執り行われた。
大聖堂の前の広場(ドーム広場)は、ザルツブルグで一番大きなクリスマスマーケットが開かれている。
ザンクト・ペーター教会と墓地
資料によればドイツ語圏で現存する最古の修道院の一つがザンクト・ペーター教会。
裏にある墓地には格式の高名な方たちの格式のある墓地が広がっている。
この教会の修道僧の宿舎の一部が、「モーツアルト・ディナー・コンサート」の会場となっていた。
モーツアルトの歌劇「魔笛」に出場するパパゲーノ像(陽気でおっちょこちょいの鳥刺し)
(パパゲーノ広場に立つ)
ザルツブルグ旧市街と新市街を結ぶシュターツ橋からザルツァッハ川の上流を望む。