念願だったオペラの殿堂 ミラノ・スカラ座でモーツアルト作曲の「ドン・ジョバンニ」を12月16日に妻と二人で鑑賞した。
開演時間は夜の8時。
30分前にスカラ座へ行ったが開場されておらず、15分くらい待たされた。
観客は正装した紳士・淑女ばかりを予想していたが、カジュアルな服装の観客も少なくなかった。
チケットを手に指定された階段を上っていく。
(写真:正面がスカラ座、像はレオナルド・ダヴィンチ)
(写真はすべて管理人が撮影)
念願だったオペラの殿堂 ミラノ・スカラ座でモーツアルト作曲の「ドン・ジョバンニ」を12月16日に妻と二人で鑑賞した。
開演時間は夜の8時。
30分前にスカラ座へ行ったが開場されておらず、15分くらい待たされた。
観客は正装した紳士・淑女ばかりを予想していたが、カジュアルな服装の観客も少なくなかった。
チケットを手に指定された階段を上っていく。
(写真:正面がスカラ座、像はレオナルド・ダヴィンチ)
(写真はすべて管理人が撮影)
一階分の階段に対して踊り場があり、その正面全てが鏡になっている。
晴れの正装をしお連れの人と手をつないで階段を上ってくるお客の全身を鏡に映し、
おのれの姿を見せるというにくい工夫がされていた。
オーケストラの指揮者は、スカラ座の音楽監督に就任した巨匠 ダニエル・バレンボイム。
驚いたのは3時間強にわたるオペラの指揮を、一切譜面を見ずに指揮していることだった。
指揮台の上には、譜面をはじめとして紙が一切なかったのだ。
オペラの演出基調は現代に時代設定がなされており、わたしがイメージしていた時代設定とは違っていたので、
少しばかりがっかりした。
出演者たちが、動きの中で携帯電話の写真撮影機能を使っているというシーンが何回かあり、
古典的な演出のオペラを見慣れたものには若干の違和感を覚える。
目の前で演じるソプラノ歌手「アンナ・ネトレプコ」(ANNA NETREBKO)の舞台を楽しむことができた。
座席からの彼女の顔は、やや離れているので細かくは認識できないが、
オペラハウス内の隅々まで行き渡る声は、素晴らしい。
思っていたよりは小柄だった。
全体を鑑賞して感じたのは主役のドンジョバンニ役(ILDEBRANDO D’ARCANGELO)と彼の忠実な召使役は、
体の大きさが逆で、召使役のほうがふたまわりくらい大きくこれもやや違和感を覚えた。
座席はパルコ3階9番の最前列 1番2番。
ステージ正面に向かって左側、馬蹄形のやや中央寄りで、ステージとオーケストラピットをやや上から見下ろす。
パルコ席なので前には誰もいない。
腰の高さに手すりがあり、そこに体を預けて楽に鑑賞できるのはありがたかった。
記念にパンフレットを購入したが、厚さおよそ2cm、268ページもある本格的な本で€20だった。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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