2012年01月24日

ブルーベリー苗木販売業者を訪ねて

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茨城県土浦市にある日本の代表的なブルーベリー苗木販売会社 大関ナーセリー」を東京農業大学の大坪先生、麻生ブルーベリー協議会の仲間たちと訪れました。

常磐自動車道 土浦北ICを下車し、のどかな里山風景が点在するところに同社があります。

わたしは ここ数年は同社から、ブルーベリーの苗木を購入しています。(道楽であるからわずかな数量ですが…)

同社は日本において最も信頼のおける苗木業者であり、『正確な品種』の苗木生産と販売をモットーにしている会社です。


大関会社



常にブルーベリー業界の世界動向に注目し、社長自身が先進的な国の学会や業界・業者を訪問して、日本へ最新の情報を紹介すると同時に苗木を輸入し、日本のブルーベリー業界発展の基礎作りに貢献されています。







大関社長
大関社長はわたしたちを温かく迎えていただき、わずかな時間でしたが楽しいブルーベリー談義の時間を過ごしました。

ブルーベリー生産者にとっての重要なことは、(1)品質が良いこと、(2)収量が多いこと、(3)樹勢が良いことの三拍子が重要であると話されました。

また消費者にとっては、(1)風味がある、(2)大きい粒、(3)美味しい の三要素が大事とのことでした。

特に重要なのは、風味とのことです。





大関社長(右)と大坪先生(左)



また同行した大坪先生(写真左)は、ご自身が開発したブルーベリー苗木の実践的な接ぎ木技法を実際の枝を利用して、わたし達に披露してくださいました。






育苗中のBB苗


帰りがけに、わたしはアメリカライセンス品種であるラビットアイブルーベリー オンズロー(Onslow)苗を衝動買いで土産に買ってきました。

オンズロー苗が魅力的であったのは、極晩生・後期(成熟期は8月上旬から9月上旬)が収穫期であり、甘みが強く果実が大粒で硬いという品性にあります。


道楽でブルーベリーを栽培して楽しんでいる ぐうたら百姓のわたしも新しい知識に触れると、脳が活性化されてきます。