☆--------人のいいおやじ、やさしくて気のいい老人--------
この場合の「好」は、好ましい、よい、立派なという意味をあらわす接頭語です。
「好都合」「好景気」「好青年」など、今でもよく使いますね。
ですが、「好」がふたつ重なるのは、『好々爺』と「好々翁(こうこうおう)」だけ。
どちらも同じ意味です。
イメージとして浮かんでくるのは、どこか、ひょうひょうとしていて、それでいて、底抜けにあたたかい笑顔……。
☆--------人のいいおやじ、やさしくて気のいい老人--------
この場合の「好」は、好ましい、よい、立派なという意味をあらわす接頭語です。
「好都合」「好景気」「好青年」など、今でもよく使いますね。
ですが、「好」がふたつ重なるのは、『好々爺』と「好々翁(こうこうおう)」だけ。
どちらも同じ意味です。
イメージとして浮かんでくるのは、どこか、ひょうひょうとしていて、それでいて、底抜けにあたたかい笑顔……。
それにしても、「爺」は、本来、父親をあらわす漢字。
主人や上官、皇帝をさすときにも使われたそうです。
ですから、『好々爺』のほうは、老人に限らないのかもしれません。
とはいえ、『好々爺』と呼ばれるような味は、それ相応に、年齢を重ねた人でなければ、出ないのでしょう。
残念ながら、『好々爺』に対する女性の言葉もないようです。
たいていは、若いころの猛烈な印象と、対比して用いられるからかもしれません。
年をとって、角が取れてまるくなる……。
でも、『好々爺』でいられるのは、憂いがないからともいえます。
そんな姿を、「好」をふたつも重ねて見つめてきた、昔の人々。
その思いを、これからも、受け継いでいきたいものですね。
発行者:夢子 こと 山下 景子
『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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