2011年06月25日

国の財政を家計に例えたら・・・

わかんない川崎西法人会主催のセミナーで、川崎西税務署の職員が『我が国の財政を家計に例えたら・・・』とわかり易いチャートで示して説明された。

1世帯の1か月分の家計を例にとり、「月収が40万円とした場合の必要経費が77万円で不足分の37万円を借金で賄う。そして毎月生じる借金(ローン)の年度末残高が、6370万円に膨れ上がる」というのが、我が国の平成22年度一般会計を家計に置き換えた場合。

わたし達庶民は、月収をはるかに上回る経費(生活費)を使った生活を行って、その原資は月収に近い借金(ローン)で生活をすることはできない。

まず月収に近い借金を銀行から貸し出してくれないが、国の一般会計は、国債等の公債金で賄って自転車操業を続けている。


国の公債金は私たちが使っている銀行が買っているわけで、その金は私たちのつましい預金が引き当てられている。

国が負っている年度末の公債残高637兆円は、誰が返すのか?

ましてや東日本大震災の復興には、数十兆円の費用が見込まれており借金は雪ダルマ式に増加の一途をたどっている。

公債残高を増やさないためにも、バラマキ政策や無駄な歳出は一切やめるような政策を政府に求めたい。

国の財政の現状を知るためにも、じっくりとチャートを見てほしい。
国の財政と家計図


Posted by tomato1111 at 00:05│忙中閑