(社)川崎西法人会 第18回通常総会が、5月19日(木)にホテルモリノ新百合ヶ丘で開催された。
第一部は、平成22年度事業報告、収支決算報告、平成23年度事業計画案、収支予算案、任期満了に伴う役員改選他について審議が行われ、すべての案件が承認された。
第二部は記念講演会として、「お茶一杯から始まった”はとバス“の経営計画」と題して株式会社はとバス 元社長 宮端 清次氏の講演が行われた。
(社)川崎西法人会 第18回通常総会が、5月19日(木)にホテルモリノ新百合ヶ丘で開催された。
第一部は、平成22年度事業報告、収支決算報告、平成23年度事業計画案、収支予算案、任期満了に伴う役員改選他について審議が行われ、すべての案件が承認された。
第二部は記念講演会として、「お茶一杯から始まった”はとバス“の経営計画」と題して株式会社はとバス 元社長 宮端 清次氏の講演が行われた。
法人会の基本方針は『法人会は、良き経営者を目指すものの団体として、会員の積極的な自己啓発を支援し、納税意識の向上と企業経営および社会の健全な発展に貢献する』。
(社)川崎西法人会の5月19日現在の会員数は、1816社で、最近の景気動向から前年に比して会員の減少があったという報告があった。
平成23年度事業計画では、「新公益法人制度」に対応すべく、公益法人認定を平成24年度に取得することを目指すほか、税務行政への協力、社会貢献活動の促進等を推進する等の方針が示された。
また懸案だった(社)川崎西法人会の事務所を新百合ヶ丘にある賃貸事務所から、新しくはるひ野に物件を購入し、移転するという事項も総会で承認された。
物件は、はるひ野1丁目15番地 リーデンススクエアはるひ野にある事務所(27.74坪)で、移転時期は明言されなかったが、改装工事等が済んだ今夏以降の見込みか?
今回の総会により平成23年度24年度の(社)川崎西法人会 会長には前期に引き続き田村弘志氏が推薦され受諾された。
(写真:挨拶される田村会長)
日頃の税務行政に対する(社)川崎西法人会の取り組みに対して謝辞を述べられる川崎西税務署 吉田健次署長
(写真:挨拶される吉田署長)
第二部の記念講演会 講師の宮端 清次氏は、都庁に35年間勤務され交通局長等の職歴を得て、4年間も続いた赤字決算で倒産寸前だった“はとバス”の社長に就任。
徹底した顧客サービスと社長以下全社員の賃金カットとコストカットを断行。
一年間で赤字から抜け出し短期間で復配を行うという離れ業をやってのけた異色の役人上がりの経営者。
そのためには全社員の意識改革を行い、社員の危機感、使命感が目覚め やる気を引き出した。
管理職のお念仏だけでは駄目であると、トップである社長自らが率先垂範してみせて真のリーダーシップ(Leader ship)を発揮したそうだ。(辞令で受けた単なるHead shipでは人がついてこない)
特に強調されたのは、『現状維持は破滅になる』、ダーウインの言葉から『環境の変化に対応できるものだけが生き残れる』、松尾芭蕉の言葉から『不易流行』(本質は変えるな、変えるべきものは変えろ)。
「昨日が良かったから今日もそれで行こう」、「今日が良かったから明日もそれで行こう」では生き残れないと諭された。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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