劇団民藝4月公演「帰れ、いとしのシーバ」を、千秋楽に新宿紀伊国屋サザンシアターで鑑賞した。
劇団民藝の芝居は、ドタバタが無いので高齢者のわたしも落ち着いて見ていられる。
ステージ上を駆けずり回ったり素っ頓狂な大声を上げたりするようなシーンも殆どないのがよい。
アメリカの劇作家ウイリアム・インジの作品「Come back, Little Sheba」を民藝で活躍する丹野郁弓(たんのいくみ)が翻訳、児玉庸策が演出。
(写真:作品のパンフレット)
劇団民藝4月公演「帰れ、いとしのシーバ」を、千秋楽に新宿紀伊国屋サザンシアターで鑑賞した。
劇団民藝の芝居は、ドタバタが無いので高齢者のわたしも落ち着いて見ていられる。
ステージ上を駆けずり回ったり素っ頓狂な大声を上げたりするようなシーンも殆どないのがよい。
アメリカの劇作家ウイリアム・インジの作品「Come back, Little Sheba」を民藝で活躍する丹野郁弓(たんのいくみ)が翻訳、児玉庸策が演出。
(写真:作品のパンフレット)
樫山文枝(ローラ役)、西川 明(ドック役)で、結婚生活20年を過ぎた倦怠期の中年夫婦を演じ、家に下宿している若い女子美大生と恋人との若さあふれるカップルの行動に、夫婦は刺激を受けて作品は展開する。
(写真:左から西川 明、樫山文枝)
芝居の展開に従い、ステージで演じられている夫婦のズレや寂しさ、孤独感が他人事とは思えず、思わず我が身に置き換えたりしながら、ハラハラしながら鑑賞した。
(写真:左から齊藤尊史、樫山文枝、渡辺えりか)
朝日新聞 平成23年4月14日夕刊から引用
この作品の登場人物に、エルモ・ヒューストン役を演じた早川 祐輔さんがいる。
かれは関西の生まれで関西の大学を卒業し劇団民藝に入団して稽古場に近い黒川のマンションに住まいを構え、芝居に生きがいを感じている若手劇団員。
わたしは個人的に遠くから彼の活躍を見守っているファンの一人だ。
何処の世界も甘くはないので、持ち前の明るさと元気さで歴史ある劇団民藝の中で皆から好かれる個性的な俳優になってほしいと願っている。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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