2011年03月19日

話題の「塩麹(しおこうじ)」を仕込む

料理料理が好きだ。

年とともにボケが進行するのを食い止めるためにも、料理は頭を使うので効果があると信じて台所に立つことが多い。

定年退職した時には、2年間ほど町田にある「ベターホーム 料理教室」へ通ったほどだ。

最近の新聞やテレビで「塩麹(しおこうじ)」という「うま味調味料」が話題になっている。

調べてみると素材がシンプルで作り方も超簡単、その上、どのような料理にも使える自然派の「うま味調味料」とわかり、ミーハーのわたしも挑戦した。


素材は、米麹と塩と水だけ。

米麹は近隣のスーパーでは手に入らないので、インターネットで兵庫県にある麹屋さんに生米麹1kg発注し、早速、仕込んだ。

仕込んだばかりで熟成を待たなければならないので、具体的な報告はお待ちください。


麹が届く
<材料>

生米麹・・・・・・・・1kg

○塩・・・・・・・・・・260g(麹屋さんの指示量)

○水・・・・・・・・・・・適量

  (テレビでは、塩・麹・水の割合は、1:3:4がベストであると放送していた。これによれば、麹1kg・塩330g・水1.3リットルとなる。)


(宅急便が届く)


米麹1kg


宅急便で届いた生米麹

杉の木の箱を使った手作り製法の生米麹。
蔵元から直送された麹は生きており、届いたら、冷蔵庫保管をし3日以内に使用するよう指示がありました。



<作り方>

1.   麹を手でほぐす。

2.   麹に塩を入れてよく混ぜる。

3.   器(ボール等)に麹と塩を入れ、ヒタヒタになるまで水を入れる。

4.   素手を使い手の甲に水を含んだ塩・麹を柔らかくこすり、馴染ませる。

5.   麹・塩・水が良く馴染んだら、保存容器に移す。(わたしは、梅酒瓶を使った。)

6.   毎日または二日おきに、かき混ぜて、麹に空気を触れさせて、発酵を促す(甘みが増す)。

7.   常温の場所で、冬場は10日間、夏は7日間くらい、良くかき混ぜる。

8.   完成!タッパー、チャック付ビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存。時間がたてばまろやかな味になるよし。


塩を計量
<使い方>

 ◎野菜…塩麹と野菜を一晩、冷蔵庫で漬け込む。朝つけて晩にも食べられる。

      キュウリは丸ごと、ナスは半分、大根は5cm位の輪切りに、適量の塩麹をまぶす。

 ◎肉類は、素材の10%の塩麹を使う。ハンバーグの肉に入れるとうまい。

 ◎魚類は、味噌漬けとは違うまろやかな味が楽しめる。焼くときは弱火。

(キッチンスケールを使い、塩の分量を量る)


麹を瓶に収容
 


<保存法>

 使用する分は冷蔵庫に、また小分けにして冷凍すれば、長期保存が可能とのこと。

(熟成するまで梅酒便を使う。)