2011年03月17日

丸山城…黒川

蒸気船黒川の上(かみ)に、わたし達が「丸山(まるやま)」と呼ぶ丘陵がある。

子どものころ丸山は、はるか遠い寂しい山の中にあり、怖い話を聞いていたので、一人では近寄ったことはなかった。

その丘陵部に「丸山城」と呼ばれ、中世の通信基地(狼煙(のろし)台が、存在していたと考えられるという。
現在は同地にNTT docomoの中継アンテナ設備があり、現代の通信基地となっている。


黒川の歴史を伝える高齢者が、一人去り、また一人去りとこの世から消えていき、口伝する先輩がいなくなっていく。

数年前には100歳の生き字引的存在であった大先輩も亡くなってしまった。

組織的・意識的に昔の黒川を知っている先輩たちから、黒川の情報を集めていかなければならないと考える。

 (参考:よこやまの道 もみじ広場にある解説文、撮影:スマートフォンiPhone3G)

丸山城1