2011年03月10日

卒業証書授与式…はるひ野中学校

卒業式看板
春の息吹が感じられる3月9日(水)、川崎市立はるひ野中学校では、第3回 卒業証書授与式が厳かに挙行されました。

卒業生とご父兄、中学の在校生 はるひ野小中学校らしく小学生、そして来賓も出席した小アリーナでの卒業式は、整然と規律正しく かつ心のこもった運営で進行し、はるひ野中学校の歴史をしっかりと刻むような素晴らしい式でした。


卒業生は名前を呼ばれて小アリーナのステージに上がり、はるひ野中学校 渡邉直樹校長から一人づつ卒業証書が手渡されました。

(今年の卒業生は、60名(男子29名、女子31名)、進路は公立高等学校へ34名、私立高等学校へ23名、その他が3名。)


授与式300




在校生代表の「送ることば」、卒業生代表の「別れのことば」も、ありきたりの言葉ではなく、卒業生・在校生のみならず会場に列席していた人たちを感動させるものでした。


卒業生全員が「決意」「郷愁歌」を合唱した時は、3年間の思い出が涙を誘ったのか涙ぐむ人が見られました。
涙もろいわたしも、それを見ていて 思わず涙が頬を伝わってきました。







卒業生合唱300

卒業生は明日から自らが選んだ道を、はるひ野中学校で学んだ尊い経験を糧に力強く進んでいくことを祈念します。


そしてはるひ野中学校を誇りにすると同時に、育った地域である黒川地区を生涯のふるさととしてほしいと思います。


 (写真:卒業生合唱)




渡邉校長



思えば3年前の平成20年4月7日に、新たに黒川地区はるひ野に誕生したはるひ野小中学校」の合同入学式があり、
開校時からはるひ野中学校の校長として学校運営のマネージメントをされてきた渡邉直樹校長(左写真)も、卒業生と一緒に退任されます。





式次第

卒業式での渡邉校長のことばは、聞く人に感動を与える心のこもったものでした。
開校時に中学1年生だった生徒とともに3年間を過ごされた渡邉校長は、思わず檀上で涙ぐみ、しばし ことばが出てきませんでした。


卒業生とともに、はるひ野中学校を去られる渡邉校長には、黒川地区の念願だった小中学校を素晴らしい形で立ち上げていただき、永久に続く学校の基礎を築いていただいたことに感謝申し上げます。


最後に、渡邉校長が卒業生に送ったイギリスの
ルー・オースティン(Lou Austin)の言葉を引用させていただきます。


『あなたは目的があってここにいます。

この広い世界にあなたと同じ人間はいません。

過去にもいなかったし、未来にもいないのです。

あなたは何かの必要を満たすためにここに連れてこられたのです。

このことについて、ゆっくりと考えてみて下さい。』


You are here - there are objective.

People like you in this wide world does not.
There was no past and is not in the future. It was brought you here to meet the need of something.
About this, please think slowly.

    (参考:川崎市立はるひ野小中学校関連記事索引