☆-----------神聖な場所を他の場所と区別するために張る縄-----------
「しめ」は、「占める」からきた言葉で、立ち入り禁止区域の境界線を示すしるしのことです。
昔から、神を祀る神聖な場所と、ほかの場所とは、縄を張って区別してきました。
これが、『注連縄』です。
「標縄」とも書くのは、本来の、「しるし」という意味からでしょう。
ほかに、「七五三縄」とも書きます。
☆-----------神聖な場所を他の場所と区別するために張る縄-----------
「しめ」は、「占める」からきた言葉で、立ち入り禁止区域の境界線を示すしるしのことです。
昔から、神を祀る神聖な場所と、ほかの場所とは、縄を張って区別してきました。
これが、『注連縄』です。
「標縄」とも書くのは、本来の、「しるし」という意味からでしょう。
ほかに、「七五三縄」とも書きます。
これは、藁(わら)を左縒(よ)りにし、三筋、五筋、七筋と、順番にひねって、たらしていくことから。
そして、「注連(ちゅうれん)」は、中国で、水を注いで清め、連ねて張る縄のこと。
出棺後、死者の霊が家に戻らないように、入り口に張ったのだそうです。
それに、形が似ているところから、この字を当てたのだとか。
日本では、災いの神が入ってこないようにと、新年の飾りに使うようになりました。
「注連飾り」の準備をすることが、一年の締めくくりでもあったのでしょう。
そして、新しい年へと、おのずと心が引き締まってきます。
目には見えない、旧年と新年の境界線……。
でも、心の中には、それを示す『注連縄』が張られているのかもしれませんね。
221227
発行者:夢子 こと 山下 景子
『センスを磨き、幸せを呼ぶ~夢の言の葉~』
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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