2010年07月28日

ハクビシンを捕獲

ハクビシン2右724日(土)にブルーベリー畑に行ったら何か様子がおかしい。

熟してたわわに実ったブルーベリーが、あまりにも少ないのだ。

畑の中を注意深く歩いてみると、見覚えのあるブルーベリーの形をそのまま残した(未消化)の動物の糞を見つけた。

明らかに「ハクビシン」の糞であることに確信をもった。

今年も「ハクビシン」が、よりによってわたしの畑によりついて、ブルーベリーを食べていたのだ。(写真はすべてiPhone3Gで撮影)


ハクビシンの糞
即座に「ハクビシン」捕獲器(アライグマを生け捕りすることもできる)を所有する先輩に電話をして、その日の夕方に、捕獲器をセットした。

   (写真:ハクビシンの糞)





トラップ(ゲージ)




おびき寄せる餌は、スーパー クリシマで買ったバナナ


   (写真:畑にセットした捕獲器)






ハクビシンの顔
翌日25日(日)の早朝に畑へ行って見ると、捕獲器の中に「ハクビシン」が居るではないか!

餌のバナナは食べきって、捕獲器の中でおびえている小形のハクビシン。

私の想像では子供の「ハクビシン」でメスに違いない。







ハクビシンの顔と尾捕獲器の中でおびえていて、逃げようと動きまわるだけで、声を発するわけでもないし歯を剥いて向かってくる攻撃的な態度をとるわけでもない。

見方によっては愛嬌のある可愛い「ハクビシン」だが、わたしにとっては(農家にとっては)憎らしい「ハクビシン」。

処理をJAセレサ川崎にお願いし、捕獲器ごと預けてきた。



しかし子供の「ハクビシン」が居たということは、兄弟の「ハクビシン」が居ることであり、親の「ハクビシン」が近所にいるということで油断はできない。

8月一杯、ブルーベリー畑に捕獲器を仕掛けて全滅を期するしかないというのが、農家のわたしの考えである。

わたしが捕獲したことにより、近所の畑にあるトウモロコシなどの被害も減少するに違いない。