今は新鮮なラッキョウが手に入るシーズンです。
土のついているラッキョウを手に入れて下さい。
それを使った歯応えのよいラッキョウの漬け方を考察しましょう。
数年前の「NHKのきょうの料理」で紹介されていたのをメモしておいて、今もそのやり方で漬けていますが失敗もなくたいへん重宝しています。
<材料>
* ラッキョウ 1kg(セレサモスで新鮮なものが手に入る)
* 赤唐辛子 2−5本(多いと大人の味になる)
* 甘酢液
・ 酢 カップ1と1/2
・ 水 カップ1と1/2
・ 砂糖 カップ1と1/2
・ 粗塩 大さじ3
<つくり方>
1. ラッキョウを良く洗う。水を流しながら手でこすり洗いをして汚れを落とす。つながっているラッキョウははがしてよく洗う。
2.ひげ根を切り落とし、芽の先の細い所も切り落とす
3.ラッキョウを容器に入れて水を流しながら、こすり荒いをして、薄皮をむく。ざるなどにあげてよく水を切っておく。
4.消毒済みの耐熱性容器(ホーロー製や梅干用びんなど)に水を切ったラッキョウを入れる。
5.調合した甘酢液と小さくきった赤唐辛子を鍋で煮立てて、熱いうちに4の容器に入ったラッキョウの上から丁寧に注ぐ。(この熱い甘酢液をかけるところがミソ)
6.ラップでラッキョウの上をふさぎ、冷えるのを待つ。完全に冷えたら容器の蓋を密閉する。
7. 時間で熟成されるのをじっと待つ。数ヵ月後から食べられるが、わたしは6ヶ月以上おいてから食べる。
8.自家製天下一品の安心・安全のラッキョウ漬けが完成。
甘酢液の水以外は食品の保存料ですので、長期間美味しく安心していただけます。
ラッキョウは毎日少しづつ食べると体に良いといわれていますので、お試し下さい。
歯応えの良いラッキョウは、カレーライスのつけあわせにも最高です。
(余談)
ドイツに駐在していたときのこと。
ドイツ人と田舎へ出張して泊まったペンションのレストランで、ドイツ人がわたしに「これを食べないか!」と言う。
示されたカルテ(ドイツではメニューのこと)には、XXX mit musik(XXX with music)と書かれていた。
即ち音楽付のお料理と書かれている。
わたしは怪訝そうな顔をして意味を尋ねると、「これを食べた後、少し時間がたてばお前の後ろから妙なる音楽が奏でるというものだよ。」と説明された。
その料理には、多分、生のラッキョウのようなものが入っていて、食後に「おなら」が出る 音楽付の料理だというのです。
しかし音楽だけでなく、かぐわしい匂いもするのだが?
今度、ドイツに行ったら探してください!
(本記事は、2008.06.30の記事を一部利用している。)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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