「自照(じしょう)」と言う言葉をご存知ですか?
これは 自ら光を発するということで、真っ暗な闇の中を、舞い飛ぶホタルのこと。
今から5-60年前の黒川の夏の夜は、まさにホタルが乱舞していました。
黒川にはその当時は街灯が全くなく、夜になると真っ暗で、鶴川街道沿いには三沢川で生まれた
たくさんのホタルが淡い光を放っていました。
その当時 子どもだった管理人は たくさんのホタルを捕まえて、家の中にしつらえられた蚊帳(かや)の中に
ホタルを放って、その光を見ながら眠りについた記憶があります。
今の家庭では 蚊を防ぐ蚊帳を使っている家はないでしょう。
昔の風物詩として、蚊帳とホタルは 忘れられません。