今年で３回目を迎えた川崎市立はるひ野小中学校のスポーツフェスティバルが、５月２９日（土）に行われた。
当日は好天の五月晴れを期待したがドンヨリした今にも雨が降り出しそうな空模様で、気温も１５度くらいの寒いあいにくの日だったが、つつがなく全てのプログラムを終えることができた。
2010年05月30日
第３回スポーツフェスティバル…はるひ野小中学校
はるひ野小中学校は川崎市の公立学校だが、小学校と中学校が同じキャンパスで学んでいる実質的な小中一貫校なので、他校の運動会とは異なり、２か月前に入学したばかりの小学１年生から中学３年生までの９学年が参加する微笑ましい運動会だ。
整列をしていても先生に代わり上級生が下級生に声をかけて隊列を直したり、私語をする児童に注意を促したりと、何気ない秩序ができているのをうかがうことができた。
（写真：校歌に歌われている大くすのきに見守られて進行するプログラム、
写真をクリック拡大してくすのきの雄姿もご覧ください）
小学１・２年生の徒競争は４０ｍと短距離であるが、中学部２・３年生の男子は１５０ｍと当然走る距離も異なる。
昔の人間から見ると、徒競争で同じ組に男子と女子が当たり前のごとく混在しているのがとても新鮮に見えた。
そして成果は女子のほうが優勢のケースが多くあり、よく聞く草食系男子という言葉がふと頭をよぎった。
Believeはるひ野２０１０ （小学部１年）
激走４年ダービー（80ｍ走）
ソーラン節だぜっ！ （中学部全員）
ねらってポンッ！ （小学部１年全員）
はるひ野チャレンジ１０００ｍ （中学部１〜３年男子選抜）
騎馬戦〜はるひ野の乱２０１０〜 （小学部５年〜中学部１年全員）
組立体操 （小学部５・６年全員）
このスポーツフェスティバルの花形は、何といってもわたしは全校リレーにあると思う。
全校児童生徒の代表として選ばれた小学部１年生から中学部３年生の９学年の違いがある子供たちが、順にバトンを渡して得点を争うリレー。
次々に選手の学年が上がって行き、実に楽しいリレー競走で、応援も全校児童生徒が自分たちの代表が出ているので盛り上がる。
またプログラムの最後の大玉ころがしも、全校児童生徒が校庭一杯に紅白に分かれて学年順に並び、大玉を順々に頭上を転がして渡すもので、見応えがある。
８７７名が在籍するはるひ野小中学校の全児童生徒が日頃の練習成果を十分発揮し、思い切って体を動かしたスポーツの祭典だった。
（小学部６９８名・２１クラス、中学部１７９名・６クラス…Ｈ２２／４月現在）
子供の成長ぶりを楽しみにしていた御父兄が、朝早くから応援と見学に見えて校庭は大変な人ごみで、たびたび迷子の呼び出し放送が行われるくらいの賑やかなはるひ野の１日だった。
校庭から「よこやまの道」の雑木林が校舎の後方に臨むという緑あふれる環境の中で、市街地のような騒音もなく、子供たちの元気あふれる応援の掛け声がはるひ野の街に響いていた。
（参考：はるひ野小中学校関連記事索引）
Posted by tomato1111 at 00:05│催し物・子育て・福祉
記 事 分 類
最 新 記 事
Links
全過去記事
QRコード
Profile
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
 |
このBlogを チェッカーズに追加 |
 |
このBlogを リーダーに追加 |
