この2-3日は雨もよいで、梅雨の走りを思わせる。
もはや黒川の水田・田んぼは上(かみ)地区の農業振興地域に残されるのみとなった。
後継者問題等で休耕田もあるが、6月の植田に合わせて準備が進んでいる田がある。
この2-3日は雨もよいで、梅雨の走りを思わせる。
もはや黒川の水田・田んぼは上(かみ)地区の農業振興地域に残されるのみとなった。
後継者問題等で休耕田もあるが、6月の植田に合わせて準備が進んでいる田がある。
昔の人力作業ではなく農業機械による作業だが、昨年の収穫後の田んぼを掘り返す「田起し(たおこし)」が行われた田んぼ。
里山に降った雨で側溝に大量に流れる山水を「田起し」が済んだ田んぼに引き入れ、土と水をかき回して均す(ならす)「代掻き(しろかき)」が済んだ田んぼもある。
苗さえ準備ができれば、すぐに植田ができる。
そこには野鴨達が遊びに来ていた。
気がついたことは、昔と違い、田んぼの畔(あぜ)を手入れする「畔塗り(くろぬり)」作業をあまり見なくなった。(これは田の畔道からの漏水(野ねずみ等が開けた穴からの漏水)を修復しかつ強固にする作業。)
わたしが子供のころは、今のはるひ野4丁目付近に我が家の水田が集中してあり、中学校から帰ってくると父と二人で、3本鍬を使い「田起し」をしたことを思い出す。
「代掻き」作業は、重い土をこねて平に均すのでそう簡単にできず、力が必要で難儀をした。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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