☆-------旧暦4、5月ごろに吹く南風--------
古くは、「たかんな」と呼ばれていた「たけのこ」。
その語源は、「竹芽菜(たけめな) 」、「竹(たか)の菜 」ではないかといわれます。
菜とつくところからも、食用とされていたことがわかりますね。
ですが、やはり「竹の子」の方が、わかりやすく、親しまれてきたのでしょう。
☆-------旧暦4、5月ごろに吹く南風--------
古くは、「たかんな」と呼ばれていた「たけのこ」。
その語源は、「竹芽菜(たけめな) 」、「竹(たか)の菜 」ではないかといわれます。
菜とつくところからも、食用とされていたことがわかりますね。
ですが、やはり「竹の子」の方が、わかりやすく、親しまれてきたのでしょう。
その生長の早さは、なんと、一日に120センチも、伸びることもあるとか。
そこから、「竹の子の親勝り」ということわざも生まれました。
子が、親より優れていることのたとえに使われます。
でも、その生長のスピードは、親と同じぐらいになるまでのことです。
それを思うと、親に勝っているというよりも、一日も早く親に追いつこうとしているように思えるのです。
節目正しく、まっすぐに天をめざし、「君子」の異名さえ持っている竹。
その姿は、子ども心にも、あこがれを抱かせるものなのかもしれません。
筍(たけのこ)が生えるころの、強い南風を、『筍流し』といいます。
湿り気をおびた、あたたかい風です。
それは、筍たちの、あこがれと熱気をはらんでいるせいなのかもしれません。
2010.05.10
『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』
発行者:夢子 こと 山下 景子
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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