一度は行きたいと思っていた群馬県三国峠にある「法師温泉・長寿館」。
厳寒期で雪が激しく降り雪に埋もれた「法師温泉・長寿館」を家族で訪ねて宿泊した。
「法師温泉・長寿館」というと年配者には、上原 謙(加山雄三の父)と高峰三枝子が出演した国鉄のフルムーンキャンペーン ポスターでの温泉の入浴シーンを懐かしく思い出されるのではないだろうか。昭和56年に国鉄の駅に張り出されて人気を呼んだが、その入浴シーンを撮影した温泉がこの「法師温泉・長寿館」。
また「日本秘湯を守る会」の加盟旅館でもある。
一度は行きたいと思っていた群馬県三国峠にある「法師温泉・長寿館」。
厳寒期で雪が激しく降り雪に埋もれた「法師温泉・長寿館」を家族で訪ねて宿泊した。
「法師温泉・長寿館」というと年配者には、上原 謙(加山雄三の父)と高峰三枝子が出演した国鉄のフルムーンキャンペーン ポスターでの温泉の入浴シーンを懐かしく思い出されるのではないだろうか。昭和56年に国鉄の駅に張り出されて人気を呼んだが、その入浴シーンを撮影した温泉がこの「法師温泉・長寿館」。
また「日本秘湯を守る会」の加盟旅館でもある。
三国街道沿いで猿ヶ京温泉と苗場スキー場に挟まれた三国峠近くにある山の中の一軒家の温泉旅館で、弘法大師が発見した湯という伝えから「法師乃湯」と呼ばれている。
全館木造の建物は、文化庁の「国登録有形文化財」に指定された由緒あるもので、本館は明治初期、法師乃湯は明治26年、別館は昭和15年に建造された。
風情のある玄関ホール
最も有名な「法師乃湯」と名がつく湯場は、上原 謙(加山雄三の父)と高峰三枝子が入浴して一躍有名になった混浴の湯。
脱衣所は別だが、浴槽は一緒になる。
明治26年建造の鹿鳴館風 堂々とした建物なり。
秘湯という言葉がぴったりの温泉だ。
浴槽の下には5−10cmくらいの玉砂利が敷き詰められており、その下から温泉が自然湧出している。
浴槽を横切るように丸太がかけられていて、ここに頭を置いて入浴するようになっている。
ここには洗い場がなく脱衣所から即、浴槽であり体を温めるだけの湯である。
玉城乃湯は、木の香りがする比較的新しい総ヒノキ造りの湯で、野天風呂が併設されている。
女性が優先的に入浴するような時間割で、男性は僅かな時間をくぐって入浴せねばならない。
洗い場にはボディソープ・シャンプー・リンスが置いてあるが、シャワー設備がないので洗髪に苦労する。
女性専用の「長寿乃湯」も「法師乃湯」と同じに、浴槽の下に敷き詰められた石の間から温泉が湧出しているそうだが、入れないので確認はしていない。
他の秘湯温泉に宿泊したことがあるが、「法師温泉・長寿館」の食事は、山の中の旅館とは思えないくらいに充実したものが提供された。
朝食もしかり。
念願だった厳冬期の「法師温泉・長寿館」を訪ねたが、真夏でも28度を超えないというので避暑や秋の紅葉見物に再訪したいものである。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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