節分は季節の変わる日ということで、春夏秋冬の変わり目毎にあります。
冬が終わり春が始まる日としての「立春」は重要な日であり、その前日の「節分」は特別扱いされています。
節分には、ヒイラギの小枝にイワシの頭を刺したものを軒下に飾りました。これはヒイラギの葉がとがっていることから、「鬼の目突き」とよばれ、その先にイワシの頭をさして戸口にかかげると、邪気の侵入をふせぐとされています。
「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆をまく習慣は南北朝時代に始まったと言われ、年齢の数だけ豆を食べると、その一年間は災難を逃れ、無事で居られると信じられていました。
(写真:高幡不動尊の豆まき風景、クリック拡大可)