☆---二人またはそれ以上で一つのものを所有すること---
「相相」とも書きます。
雨の日は、一つの傘で、「相合傘」。
これは、今でも使う言葉ですが、昔は、もっといろいろな『相合』が
あったようです。
☆---二人またはそれ以上で一つのものを所有すること---
「相相」とも書きます。
雨の日は、一つの傘で、「相合傘」。
これは、今でも使う言葉ですが、昔は、もっといろいろな『相合』が
あったようです。
「相合炬燵(あいあいごたつ)」、「相合蒲団(あいあいぶとん)」、
「相合硯(すずり)」、「相合駕籠(かご)」……。
「相愛(あいあい)」と書けば、相思相愛のことですが、
『相合』の場合は、恋人同士の男女に限らず、ものごとをいっしょに
することや、共有するという場合にも使われました。
共同で使う井戸は、「相合井戸」。
数人で使う櫛(くし)は、「相合櫛」。
「あいあい」というやさしい響きの言葉の中に、きっと、
みんなのものだから、大切にしよう……という気持ちを育ててきたの
でしょうね。
忘れられていくこの言葉……。
周りには、今でも、たくさんの『相合』があるはずです。
引用: 『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』
発行者:夢子 こと 山下 景子
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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