退職した後はあの通勤時間もないため、まとめて読書する習慣がなくなっていた。
ところが日経新聞の朝刊に連載されている新聞小説だけは欠かさず見ている。
高樹のぶ子氏の作品『甘苦上海(がんくうしゃんはい)』だ。
扱っているテーマは、上海を舞台にした日本人中高年の男女の恋物語。
これに似た作品を多く発表している作家で医学博士の渡辺淳一氏が「恋愛は大切。頭が良くなる」と説いているそうだ。
退職した後はあの通勤時間もないため、まとめて読書する習慣がなくなっていた。
ところが日経新聞の朝刊に連載されている新聞小説だけは欠かさず見ている。
高樹のぶ子氏の作品『甘苦上海(がんくうしゃんはい)』だ。
扱っているテーマは、上海を舞台にした日本人中高年の男女の恋物語。
これに似た作品を多く発表している作家で医学博士の渡辺淳一氏が「恋愛は大切。頭が良くなる」と説いているそうだ。
日経新聞でこのような大人の恋愛小説を連載する目的は、社会的な地位にあるビジネスマンに小説を通して模擬恋愛体験をしてもらって、頭の中を活性化してもらうということがあるのかな・・・とわたしは考えた。
すなわち読者に作品の登場人物へ感情移入してもらい、リアルタイムに日々物語の進行に関与することで、大人の恋愛体験をイメージしてもらうことになる。
こうして朝一番に疑似恋愛体験をイメージすることによって、仕事の前の頭を活性化して目覚めさせ、血の廻った頭で仕事をはじめてもらいたいということ。
これが日本経済の活性化につながると新聞社の編集者が考えているのではないかとわたしは思った。
(引用:日経新聞 2009.2.15付朝刊 サイエンス ナゾ(謎)かがく)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
| このBlogを チェッカーズに追加 |
| このBlogを リーダーに追加 |