2009年02月02日

おしめりしょうがつ

ネコと雨農山村ふるさと(黒川)の若者たちはみんな働き者。

あさづくり」から「よなべ」へと、早朝から夜遅くまで、毎日、野良仕事も続く。

たまたま雨が降る、作物には恵みのおしめり、ぐんぐんと生命は育つ。

若者たちにも雨は声をかけてくる、農山村ふるさとの休日だ、うれしいお正月がきたのだ。

仕事を休んでそれぞれの休憩にはいる。

おしめり正月」はふるさとの合言葉。


おしめり>「御湿」

「お」は接頭語。降雨のこと。雨を待ち望んでいる時や、望んでいて適度の降雨があった時。

 

おしめりしょうがつ>「御湿正月」

(方言)夏など日照り続きのあとに雨があった時、降雨を祝して農事を休むこと。<神奈川県>・・・・日本国語大辞典

(出典:ふるさと風俗宝典 土方恵治著)

 

わたしたちが子供時代に、大人たちが農繁期の忙しい時に雨が降ると、「今日はおしめり正月だ」と言って、納屋などで軽易な仕事をして骨休みをしていたのを覚えている。

この言葉も、故郷からだんだん消えゆく運命にあるのかなと思う。