27日に畑へ行った。
11月末に収穫しておいた八つ頭芋を小屋から取り出し、水で泥を落とす。
案の定、畑の屋外水道栓は凍結していて使えない。土中にある散水用栓は使えるのでこれを使う。庭の池が凍るくらいの寒さだった。
大きなプラスティック製味噌桶に泥付き八つ頭と水を入れ、幅広の洗濯板のような板を入れてかき回して汚れを取るという昔からのクラシックなやり方で泥を落とす。
家へ帰ってすぐに台所で皮をむき、包丁で切って鍋で煮た。
八つ頭だけを砂糖と若干の醤油で味付けをした。年をとると昔からの季節の野菜が体によく馴染む。
芋にもいろいろな種類があり、わたしは八つ頭のほかに、京芋(タケノコ芋)、里芋を作っているがそれぞれ個性があり、それぞれの持ち味があって美味しい。八つ頭は、ねっとりと絡みつくような舌触りが良い・
八つ頭の煮物で、今夜の一汁一菜のおかずができた。