快晴に恵まれた12月21日(日)、黒川青少年野外活動センター主催事業の「黒川のおもちつき」が黒川青少年野外活動センターで行われました。
当日は事前申し込みをされた参加者355名が、お手伝いをしていただいたボランティアスタッフ128名(25団体)の協力によって楽しく充実した暮れの一日を過ごされました。
快晴に恵まれた12月21日(日)、黒川青少年野外活動センター主催事業の「黒川のおもちつき」が黒川青少年野外活動センターで行われました。
当日は事前申し込みをされた参加者355名が、お手伝いをしていただいたボランティアスタッフ128名(25団体)の協力によって楽しく充実した暮れの一日を過ごされました。
校庭の中心に4台の木臼を置き、参加者全員にもちつきの経験をしていただこうと、もちつきを中心に企画されました。
今年の使用したもち米は120kg、即ち昔流でいえば米俵2俵分という量のコメを、機械を使わずに昔ながらの臼と杵でつきあげるのだから大変な仕事でした。これは普段から鍛錬しているボーイスカウトの皆様が中心になって担当しました。
黒川青少年野外活動センターご自慢の大鍋では、350人前の巨大な とん汁が振る舞われました。
具には黒川産の野菜8種類とたっぷりの豚肉が入り、味噌は何と青少年野外活動センターで今年の2月に仕込まれた手前味噌というすべて原産地が明確な安心・安全なもので、お代わり自由という大判振る舞いでした。
石焼き芋のコーナーは、正真正銘の石を熱して輻射熱で焼くという本格的な焼き芋で、甘さがずば抜けていて大好評でした。
これまたお子さんに人気のあるマシュマロを炭で焼いて食べるマシュマロサンド。女の子に人気でした。
コーヒー自家焙煎の狸様から調達した選りすぐりにコーヒー豆を使った美味しいコーヒーが、ガールスカウトの皆様によって淹れられ、これまた大人気でした。
昔懐かしい水あめをせんべいにのせて食べる水あめせんべい、売り子のボランティアさんが上手な口上で売っていました。
昔遊びコーナーでは、こま回し、羽根つき、竹馬、竹ぽっくりなどがあり、お母さん方がお子様に遊び方を説明しながら取り組んでいました。
今年初めてお目見えしたのが、「紙芝居」。
初めて見る子供たちも、水あめせんべいを口にくわえながら楽しい弁士の口上に胸をわくわくさせながら見入っていました。
集会室では、予約制で毎年大好評の「しめ縄つくり」「しめ飾りつくり」が黒川産の稲わらを使い、黒川の老人クラブの皆さんの指導によって制作していました。作品は市販品に劣らないほど立派出来栄えで皆さんは大事そうに家へ持ち帰られました。
工作室は、お子様のみが参加できるクラフト教室でした。
「ブンブンごま」「松ぼっくりツリー」「木の実のペンダント」「えんぴつクリップ」を10名づつの申し込み順グループに分けて、ベテランの先生方の親切な指導により制作していました。
斯く言うわたしは、例年どうり「もちつき」を担当。
ただ依る年波には逆らえず、ひと臼をつくと息切れがする始末でしたが、なにせ昔取った杵柄(きねづか)という言葉があるとおり、杵(きね)を持ったらだれにも負けない力強いもちつきが行えたと勝手に自負している次第。
またついたお餅にあんこや黄粉をつけてパックにする仕事もお手伝いしました。
つきたての餅にただ黙って一心にあんこをつけました。
この事業は、黒川青少年野外活動センター運営協議会委員・町内会・黒川/栗木地区老人クラブのあゆみ会・ボーイスカウト・ガールスカウト・麻生区子供会連盟・森林インストラクターの森遊倶楽部・自主子育てクラブのにこにこくらぶ・川崎市民アカデミーボランティア講座受講生・紙芝居ユーダイ座・キャンプインストラクター・ツリークライミングジャパン・ネイチャーゲームインタプリタークラブ・川崎市レクリエーション連盟・NPO法人国際自然大学校・NPO法人やまぼうし自然学校・健康体操竹の会/友の会ほか多くの団体・個人によって支えられて行われました。
今年も和やかに「黒川のおもちつき」が実行され、年を締めくくることができました。
事前に入念な計画を立て、多くのボランティアグループを組織し、新しい取り組みを盛り込んだ「黒川のおもちつき2008」を企画・実行した黒川青少年野外活動センターの職員のみなさんご苦労様でした。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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