明治大学農学部が黒川上(かみ)地区に計画中の農場に関する説明会が、11月28日(金)、29日(土)に黒川公会堂で行われた。
「明治大学農学部黒川新農場(仮称)整備計画に係る条例環境影響評価準備書」についての説明会。
当日は、大学農学部、調達部などの関係者が出席され、配布された「評価準備書のあらまし」の資料とプロジェクターを用いたスクリーンで、12項目にわたる評価結果の説明がなされた。
明治大学農学部が黒川上(かみ)地区に計画中の農場に関する説明会が、11月28日(金)、29日(土)に黒川公会堂で行われた。
「明治大学農学部黒川新農場(仮称)整備計画に係る条例環境影響評価準備書」についての説明会。
当日は、大学農学部、調達部などの関係者が出席され、配布された「評価準備書のあらまし」の資料とプロジェクターを用いたスクリーンで、12項目にわたる評価結果の説明がなされた。
(1) 1.農学部の実習農場を設置する。
(2) 2.研究成果は社会に還元する。
(3) 3.川崎市と密接に連携し、環境保持に努め、エコキャンパスを実現する。

役所の所定手続きを進め、2010年度に工事着手。
造成工事に約17ヶ月、施設建設に7ヶ月の24ヶ月を見込み、2012年春に開設予定。

農学部学生は2000名以上が在籍しているが、農場の一日あたりの平均学生数はおよそ100名で教職員が10数名、最大で150人ぐらいと考えている。
特に多摩川に注ぐ三沢川の源流域に当たる当該地では、米作の田んぼでの水利用を行っており、その湧水への影響も充分考慮すると説明があった。
当該地の面積は、約128,100㎡であるのに対し、緑地として約64,000㎡(全体の50%)を残し造成緑地も計画されているため、川崎市の基準値を大幅にクリアしている。
農業振興地域ののどかな農村風景に出現する新農場が、地域の景観・眺望に著しい変化を生じさせず、農の田園風景が護られる計画であると感じた。
太古の昔から続く黒川の里山を切り開いて開発される明治大学農場建設と建設後の運用が及ぼす環境への影響評価の検討が、精細になされていると感じた。
明治大学が計画の実行に当たり地元黒川と密接に協調して、農業に係る研究成果の流布などを通じて農家の生産性向上に寄与することを期待し、ともに住み易い街づくりに貢献してほしいとわたしは考える。
(参考資料)
◎ 明治大学が黒川新農場12ha整備(02/04)・・・建通新聞社
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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