
☆----「いろは歌」に先立って作られたとみられる、
四十八文字、すべてをよみこんだもの----

☆----「いろは歌」に先立って作られたとみられる、
四十八文字、すべてをよみこんだもの----
天(あめ)地(つち)星(ほし)空(そら)
山(やま)川(かわ)峰(みね)谷(たに)
雲(くも)霧(きり)室(むろ)苔(こけ)
人(ひと)犬(いぬ)上(うへ)末(すゑ)
硫黄(ゆわ)猿(さる) 生(お)ふせよ
榎(え)の枝(え)を 馴(な)れ居(ゐ)て
最後の「枝」の「え」は、ヤ行の「ye」だといわれます。
「ゐ(wi)」と「い」、「ゑ(we)」と「え」は、文字だけではなく、
昔は、ちゃんと発音上でも、区別していたのだそうです。
この『天地の詞』ができたといわれる平安時代の初期、日本人は、
「e」「we」「ye」三種類の「え」を使い分けて、話していたのですね。
主に、手習いに用いられたというこの詞。
やがて、「いろは歌」が考え出され、今では、すっかり忘れられた
でも、太古から、変わりなく聞くことのできる『天地の詞』があります。
〜音もなく 香(か)もなく 常に天地は 書かざる経を くり返しつつ〜
(二宮尊徳)
私たちに、いつも何かを教え、励まし、包んでくれる……。
この『天地の詞』に耳を傾けることを、どうか忘れないでと、願います。
引用:夢子 こと 山下 景子
『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』
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(参考:いろは歌・・・わたしが知っている『いろは歌』は下記のとおりです。)
いろは歌
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
いろは歌(いろはうた)は、全ての仮名を使って作られている歌で、手習い歌の一つ。
七五調四句の今様(いまよう)形式になっている。
手習い歌として最も著名なものであり、近代に至るまで長く使われた。
そのため、全ての仮名を使って作る歌の総称として使われる場合もある。
また、そのかなの配列順は「いろは順」として中世〜近世の辞書類等に広く利用された。
<ひらがな>での表記
いろはにほへとちりぬるを
わかよたれそつねならむ
うゐのおくやまけふこえて
あさきゆめみしゑひもせす
<歌謡>の読み方
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
古くから「いろは仮名47文字」として知られており、「ゑひもせす」の末尾に「ん」は付けないのが正式である。
しかし、現代には「ん」という仮名があるため「すべての仮名を使って」という要請を満たさなくなっており、便宜上つける場合がある。
「ず」は新濁で、本来は清音で読まれるものだが習慣的に濁って読まれる。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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