2008年09月23日

彼岸花(ヒガンバナ)・曼珠沙華(マンジュシャゲ)

彼岸花 mm

 

 

秋のお彼岸を待っていたかのように咲く、彼岸花(ヒガンバナ)。

 

別名は、曼珠沙華(マンジュシャゲ)。


日向薬師の土手に咲くm

 

 

 

 

 

日向薬師に咲く彼岸花

 

 

連休中に観察に行こうとしたが、台風の影響で中止。(この写真は、数年前に撮影したもの。)

 

 

 

 

 

 

 

白い彼岸花カットmm

彼岸花(ひがんばな)の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来する。

 

別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもある。上記の飢餓植物としての面から一考する価値はあると思われる。

 

別名の曼珠沙華は、法華経中の梵語に由来する(梵語での発音は「まんじゅしゃか」に近い)。また、"天上の花"という意味も持っており、相反するものがある(仏教の経典より)。

 

仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」であり、ヒガンバナの外観とは似ても似つかぬものである。

 

異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもある。

 

しかし、そのような連想が働かない欧米を中心に、園芸品種が多く開発されている。園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがある。日本での別名・方言は千以上が知られている。おそらく国内で、もっともたくさんの名を持つ植物であろう。

 

また、韓国では彼岸花のことを「相思華」ともいう。これは彼岸花が花と葉が同時に出ることはないから「葉は花を思い、花は葉を思う」という意味である。

 

   (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


Posted by tomato1111 at 00:10