ヘクソカズラを知っていますか?
「屁(へ)」は、臭い。(相手によってはかぐわしい香り?)
「糞(くそ)」も臭い。
この「屁(へ)」と「糞(くそ)」の名前を頭にいただき、蔓性ということで、「葛(かずら)」をつけたヘクソカズラ(屁糞葛)というあまりにもひどい名前がついた多年草の雑草。
ヘクソカズラを知っていますか?
「屁(へ)」は、臭い。(相手によってはかぐわしい香り?)
「糞(くそ)」も臭い。
この「屁(へ)」と「糞(くそ)」の名前を頭にいただき、蔓性ということで、「葛(かずら)」をつけたヘクソカズラ(屁糞葛)というあまりにもひどい名前がついた多年草の雑草。
茎や草をちぎって揉むと悪臭がするところから「ヘクソカズラ(屁糞葛)」と呼ばれている。
花の内側が赤く伏せた形が「灸(やいと)」(おきゅう)に似ているので「ヤイトバナ」という別名がある。
薬草としては、果実をつぶして「ひびわれ」や「凍傷」、生葉のもみ汁は「毒虫さされ」などに利用される。 (写真:わたしの畑に咲くヘクソカズラ)
先日の晴れた日に、ブルーベリーネットを撤収しようとしたら、ネットの下部に絡み付いていた雑草が、この「ヘクソカズラ(屁糞葛)」だった。
昔から何気なく見ていた雑草だったが、先輩に「ヘクソカズラ(屁糞葛)」を教えていただいてからは、一度聞くと忘れられない名前なので、いまでもしっかりと覚えている。
<参考>
ヘクソカズラとは、
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヘクソカズラ (Paederia scandens) とはアカネ科ヘクソカズラ属の植物の一種。別名ヤイトバナ、サオトメバナ。古名はクソカズラ(糞葛・屎葛)。日本各地、東アジアに分布する蔓性の多年草で、至る所に多い雑草。葉や茎に悪臭があることから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がある。
特徴
葉は蔓性の茎に対生し、形は披針形から広卵形で、縁は全縁。花期は7月から9月頃で、花弁は白色、中心は紅紫色であり、その色合いが灸を据えた跡のようなのでヤイトバナ(灸花)の別名がある。
利用
果実は黄褐色。干して水分を飛ばした果実、または生の実を薬用とする。ただ、生の果実はかなりの臭気を放つのに対して、乾燥したものは不思議と臭いが消えるため、乾燥したものを使うことのほうが多い。劇的ではないが効用は認められており、しもやけ、あかぎれなどの外用民間薬のほか、生薬の鶏屎藤果としてもしられている。
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やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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