黒川の一部の人が知っている幻の豆がある。
その名前は「岩ちゃん豆」。
当然、種苗屋さんでは取り扱っていない豆。黒川の知っている一部の人が、自家用に栽培し、自分で来年に引き継ぐ種豆を採って、昔から営々と育てられている。
わたしも数年前から育てているが、難しい豆だ。
黒川の一部の人が知っている幻の豆がある。
その名前は「岩ちゃん豆」。
当然、種苗屋さんでは取り扱っていない豆。黒川の知っている一部の人が、自家用に栽培し、自分で来年に引き継ぐ種豆を採って、昔から営々と育てられている。
わたしも数年前から育てているが、難しい豆だ。
大豆は4月に種を蒔くが、「岩ちゃん豆」は、7月20日前後を良しとする。
そして発芽し、ツルあり豆なので、地上に手をつける。すくすくと育ち、9月の台風シーズンになると、その高さは2m近くなる。
台風の強い風により、せっかく手を頼りに伸びて育ってきた豆が、振られてしまい枯れてしまうことが多いのが問題なのだ。
今年は激しい雷雨により黒川地区に恵みの雨が降った翌日の6日(水)に畑に蒔いた。セオリーより2週間強遅れた種蒔きだ。
やがて秋になるとサヤの中に大豆と同じような大きさの白い豆が納まっており、収穫することができる。お正月用の貴重かつ珍しい「岩ちゃん豆」だ。
(名前の由来は、かって黒川に昔かたぎの生活習慣を守る農業一筋で生きてきたおじいさんがいた。その人が育てていた豆が白い珍しいものだった。数えで100歳の時に亡くなったが、その豆は、奇特な農家により営々と引き継がれている。おじいさんの名前が、岩蔵だったので、誰言うでもなしに、「岩ちゃん豆」と呼ばれている。)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
このBlogを チェッカーズに追加 |
このBlogを リーダーに追加 |