2008年08月10日

携帯電話のメールが楽しみ

携帯を確認還暦を遠い昔に迎えたわたしのようなおじいさんに携帯電話へメールをくれる粋な女性は一人もいない。

 

しかし4月末以降、携帯電話のメール着信音を毎日楽しみにしている今日この頃。

もうそろそろメールが届くはずだが! 』と、1日に4回も浮き浮きした気分になるのである。

   (写真:柿生のアジサイ寺 浄慶寺の羅漢さん像)


送信元は、セレサ川崎が運営している大型農産物直売所「セレサモス」だ。

セレサモスへ農産物を朝の8時過ぎに出荷。10時に開店し、セレサモスの契約農家が出荷した農産物の販売が始まる。

 

セレサモスへ販売を委託した農産物が、お客様に購入していただきセレサモスの最新型レジスターを通過するとその時点で、販売された農産物の生産者、単価、販売数量、売上高がシステムに蓄積される。POS(Point Of Sale)システムが採用されている。

 

午前11時、午後1時、午後3時、午後5時時点で、レジスターを通過した委託農産物が一つでもある(販売される)と、その時点までの累積販売データが、あらかじめ登録をしておいた携帯電話のメールに送信されるという仕組みなのだ。

 

――メールの内容は、次の通り――

 

(メールタイトル)15:00 売上状況一覧

X○▲■様

8月○日の売上

店舗名:セレサモス

14時48分 現在

(A出荷物品名)

(A単価)(A販売数量)(A販売額)

(B出荷物品名)

(B単価)(B販売数量)(B販売額)

(C出荷物品名)

(C単価)(C販売数量)(C販売額)

       ・ 

       ・

       ・

合計 ¥00000円

―END―

 

このメールを受信したあとの行動は

1.   出荷した農産物の販売数量が、何処にいても正確に把握できる。すべて売り切れれば、出荷者はハッピイで、晩酌をすることもできる。

 

2.   最終の午後5時現在のメールデータで、販売数量が思わしくなければ、売れ残っているので、セレサモスの閉店時間である午後6時以降に品物の引き取りに行かねばならないことを示している。

 

3.   11時、午後1時のような早い時間での売上状況データで、出荷品の殆んどが販売されていることが分かった場合には、その農産物が売れ筋であり、当日の品物不足が予想される。そこで急遽追加出荷するという行動が迅速に取れて、生産者・セレサモスともに売上増に寄与することができる。

 

4.   出荷したものが一つも売れなければ、メールは来ない(着信しない)。最悪のケース。

 

携帯電話なので、畑にいても、家で寛いでいても、外出先でもセレサモスからのメールが届くのである。

というわけで 年甲斐も無く、携帯電話のメールが届くのを心待ちにしている今日この頃である。

 

(参考:「セレサモス」(ファーマーズマーケット)関連記事