還暦を遠い昔に迎えたわたしのようなおじいさんに携帯電話へメールをくれる粋な女性は一人もいない。
しかし4月末以降、携帯電話のメール着信音を毎日楽しみにしている今日この頃。
『もうそろそろメールが届くはずだが! 』と、1日に4回も浮き浮きした気分になるのである。
(写真:柿生のアジサイ寺 浄慶寺の羅漢さん像)
還暦を遠い昔に迎えたわたしのようなおじいさんに携帯電話へメールをくれる粋な女性は一人もいない。
しかし4月末以降、携帯電話のメール着信音を毎日楽しみにしている今日この頃。
『もうそろそろメールが届くはずだが! 』と、1日に4回も浮き浮きした気分になるのである。
(写真:柿生のアジサイ寺 浄慶寺の羅漢さん像)
送信元は、セレサ川崎が運営している大型農産物直売所「セレサモス」だ。
セレサモスへ農産物を朝の8時過ぎに出荷。10時に開店し、セレサモスの契約農家が出荷した農産物の販売が始まる。
セレサモスへ販売を委託した農産物が、お客様に購入していただきセレサモスの最新型レジスターを通過するとその時点で、販売された農産物の生産者、単価、販売数量、売上高がシステムに蓄積される。POS(Point Of Sale)システムが採用されている。
午前11時、午後1時、午後3時、午後5時時点で、レジスターを通過した委託農産物が一つでもある(販売される)と、その時点までの累積販売データが、あらかじめ登録をしておいた携帯電話のメールに送信されるという仕組みなのだ。
――メールの内容は、次の通り――
(メールタイトル)15:00 売上状況一覧
X○▲■様
8月○日の売上
店舗名:セレサモス
14時48分 現在
(A出荷物品名)
(A単価)(A販売数量)(A販売額)
(B出荷物品名)
(B単価)(B販売数量)(B販売額)
(C出荷物品名)
(C単価)(C販売数量)(C販売額)
・
・
・
合計 ¥00000円
―END―
このメールを受信したあとの行動は
1. 出荷した農産物の販売数量が、何処にいても正確に把握できる。すべて売り切れれば、出荷者はハッピイで、晩酌をすることもできる。
2. 最終の午後5時現在のメールデータで、販売数量が思わしくなければ、売れ残っているので、セレサモスの閉店時間である午後6時以降に品物の引き取りに行かねばならないことを示している。
3. 11時、午後1時のような早い時間での売上状況データで、出荷品の殆んどが販売されていることが分かった場合には、その農産物が売れ筋であり、当日の品物不足が予想される。そこで急遽追加出荷するという行動が迅速に取れて、生産者・セレサモスともに売上増に寄与することができる。
4. 出荷したものが一つも売れなければ、メールは来ない(着信しない)。最悪のケース。
携帯電話なので、畑にいても、家で寛いでいても、外出先でもセレサモスからのメールが届くのである。
というわけで 年甲斐も無く、携帯電話のメールが届くのを心待ちにしている今日この頃である。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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