2008年08月04日

キリギリス定食

キリギリスぐうたら百姓の自分、今の時期、畑にあるのはきゅうり、かぼちゃ、ねぎ、トマト、ブルーベリー、ミョウガぐらいだ。今年は何故か、茄子の栽培に失敗したので、茄子は無い。

朝、昼、晩と三食とも、黒川野菜を主とした「キリギリス定食」だ。


畑で種蒔きから始めたきゅうりが、珍しくうまくいっている。この暑さの中でセッセと黄色い花を咲かせ実をつけている。毎日毎日収穫があり、冷蔵庫の中はきゅうりで一杯だ。

 

昔は母が大きなたるで糠味噌を育て、野菜の糠付けが毎日に食卓に上っていた。

しかし今の現代風の家では、風通しの良い場所も無く糠味噌たるを置く場所が無い。(味噌小屋、下屋もない)

したがって糠味噌漬けの漬物は無い。

 

きゅうりの浅漬け、きゅうりのキムチ風漬け、きゅうりもみ(黒酢に砂糖を多く入れ、数日置くとおいしい)が主なおかずの食卓。味噌汁はタマネギかジャガイモの具。それにセレサモスで調達の米を使ったご飯。

 

動物性タンパク質は、よく考えると味噌汁に入れてある煮干くらいか!

これぞまさしく「キリギリス定食」だ。

 

これで3週間以上も続く真夏日を過ごしているのだから・・・。

お陰さまで水だけは、川崎市水道局のおいしい水を たらふく心置きなく飲める。

 

たまには 国産牛のビーフステーキ(米国や豪州産でも可)、厚いさくさくのとんかつウナギの蒲焼(中国産であっても事前に産地を知らなければ可)のどれでも良いから食べてみたいものだ。

 

今日も畑に行くと、健気にきゅうりが食べごろを迎えていた。