2008年07月14日

汁守神社境内の手入れ・草刈

草刈1250黒川地区の鎮守様「汁守神社

汁守神社に伝わる神事「天王様(てんのうさま)」の式典が7月20日(金)に氏子(うじこ)により執り行われる。それに先立ち、汁守神社境内の草刈が氏子全員によって7月13日(日)の朝に行われた。


氏子達はそれぞれが愛用の鎌を持ちあの広い境内の夏草を丁寧に刈り取った。

また作業効率を高めるため自家用エンジン式草刈機(刈払機)を持ち込む人が多く、10台近くの草刈機がフル稼働して作業が行われた。

 

最年長者は90歳の大先輩をはじめとし、日曜日の朝なのでサラリーマンの氏子や男氏(おことし)が都合で参加できない家では奥様が参加して作業に従事した。どうしても草刈作業に参加できない氏子は、一定の不参加金を支払わねばならないことになっている。

 

遥か昔から地域の信仰の対象として崇められてきた「汁守神社」。

厳かな神事を執り行うという決まりごとは、天候がどうであれ存在されている神に対しては関係が無い。敬虔な氏子達は誰一人として文句を言わず、屁理屈をこねずに境内の草をひたすら刈っていた。

 

除草剤をまけば根こそぎ草を退治することができるが、そこは境内なので「天王様」の神事の時に気持ちよい環境で行えればよいので、昔からのやり方・・・氏子による草刈・・・が行われる。

 

ことほど左様に 地域に暮らすということはその地域の決まりごとがあり、昔から営々と続く慣習は良きにつけ悪しきにつけ守っていかねばならない。

 

せっかくの日曜日の朝だ。真夏のじりじりとした太陽の下で行う神社の草刈などは真っ平御免だ。衣服も汚れるし』と思うような人は、地域に馴染んで暮らすことはできない。地域に暮らす資格が無い。

 

秋には汁守神社の例大祭がある。

例大祭が祝えるということの裏側には、このように汁守神社を支えている氏子達が、労働奉仕や金銭的な支援などによっているということを忘れてはならない。

 

今回の作業は、汁守神社を支えている氏子達の仕事であり、一般の黒川地区に住む人には協力を求めていないが、地域の町内会等が行う奉仕の作業も同じこと。また黒川町内会会館等の維持管理も、人に押し付けるのでなく自分たちに欠かせない施設という観点から全体のために対する奉仕活動と考えて行っている。ひとりひとりが住みよい街創りのために行われる奉仕活動には、今後も積極的に協力していきたいと考えている。