2008年06月26日

能楽鑑賞教室

般若面平成20年能楽鑑賞教室が渋谷区千駄ヶ谷にある「国立能楽堂」で、開かれており参加した。

能と狂言は、600年以上もの長い間演じ継がれた古典劇で、文楽や歌舞伎とともに、日本が世界に誇る舞台芸術。

教室は能楽の楽しみと題したて分かりやすく能の説明が先ず行われた。

そのあとの演目は、「狂言(大蔵流・おおくらりゅう)・・・ 呼声(よびこえ)」と「(宝生流・ほうしょうりゅう)・・・ 土蜘(つちぐも)」の二本。

   (写真:能面・般若(はんにゃ))


日本各地に能舞台があるが、ここの国立能楽堂は日本で最も素晴らしい舞台で、座席の前には液晶を使ったパーソナルタイプの字幕システムが装備されている。

 

独特の言葉、旋律・リズム、独特の発音をする能は、日本国籍を持つわたしでさえ、理解できない。難しい言葉の意味や、大事な謡はそのセリフが表示されるので理解しやすい。

言語は、日本語と英語の選択が可能。

 (川崎市にも、川崎能楽堂がある。

 

能楽堂内部能舞台図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土蜘では、土蜘が投げる蜘の糸が圧巻の見物。投げられた糸は、5−6mを乱れ飛び驚かせられる。この糸は薄い和紙を細くテープ状に巻いたものをたくさん束にしたものとか。そして糸の一つ一つに重りが入っているため、投げるといかにも蜘が吐き出す糸のように綺麗に遠くまで広がり美しい。

 

狂言の「呼声」は、能と違い人間の喜怒哀楽を明確に表現するので、理解がしやすい。何を演じているのかは、振る舞いと言葉、体全体・顔の表現で分かる。

 

能は日本のオペラだ。

オペラのコーラスに相当する地謡(じうたい)、オーケストラに相当する器楽部の囃子(笛、小鼓、大鼓、太鼓の4楽器)、オペラの歌手に相当する役種とその振る舞いの所作。能は一種の音楽劇であり、オペラに相当するので、共通点が多い。

 

今回の能鑑賞は、演者には失礼であったが後半部分は、寝てしまった。

ファーストクラス仕様の座席に腰を沈めていると眠気が押し寄せてきて自分では止めることができなかった。昨日は好天だったため、ひとりでジャガイモの収穫を朝の9時から午後の4時まで休憩を取らず働き続けたので、身体に疲労がたまっていたのも大きな理由だ。

 

「能楽」は、2001年にユネスコにより、「人類の口承及び無形遺産の傑作」として宣言された。これからも機会を積極的に作り、足繁く国立能楽堂を訪れたい。


Posted by tomato1111 at 00:05 │忙中閑