2008年06月01日

韓国ソウル市「犬肉販売」容認へ

仲良く食事わたし達の住む麻生区よりもっと寒さが厳しい、厳冬期韓国ソウルの下町を歩いていると、「補身湯」という看板が目に付く。かって現役サラリーマン当時、ソウルへ長期間出張で訪れていたわたしは、『その看板の近くに、補身湯公衆浴場でもあるのか』と考えていた。

ある日韓国代理店の社長に「補身湯』という看板を指差して意味を問うと、「ぽしんたん」と言って犬の肉を使った体が温まるスープのことだと教えてくれた。昼飯時だったので、「食べるか」と聞かれたが、日本人の感情から考えて犬の肉を平常時のその時に食べる気にはならず、お断りした。


韓国犬料理200416日経平成20年4月15日(火)の日本経済新聞によれば、『韓国ソウル市は伝統的な食文化である犬肉の販売を認める規則改正の検討を始めた。』とある。

 

どうですか!愛犬家の皆さんは、ソウルに旅行された際には、「補身湯」(ぽしんたん)を覚えておいて、一度話の種に食されたらいかがですか!

 

なにも飛行機に乗ってソウルに行かなくても、新大久保の韓国料理店のメニューに「補身湯」があり、大鍋6人前1万円で食べられるとのこと。また新宿歌舞伎町でも、食べられるとのことですので、お試しあれ!!

 

日本人は蛸(たこ)を平気で食べるが、欧米人はその姿形から悪魔の生き物として食べないのと同じように、国が違えば食習慣が異なると言うことか。

 

外国出張時に相手の会社に日本の海苔煎餅を持って行ったときも、「これはライスクラッカー」だと説明しても、せんべいについている海苔を指差しこれは食べられないと言われたことが何回かあった。

 

よく分からないが一般にユダヤ系の人は、宗教的な理由から海苔は食べないのだと聞かされた。

 

外国人に向って「あなたはユダヤ系ですか?」と聞くわけにもいかず、外人への日本的な土産として、海苔煎餅は止めることにした。

 

海外の日本人駐在員へのお土産として、御寿司用の大きな海苔は現地で手に入らないので大変喜ばれるお土産の一つだ。

 

昔、昔、わたしが会社の馬術部に属していた時、若い綺麗な娘さんが自分専用の馬を所有して、毎週末に乗馬を楽しんでいた。その馬がある事情で屠殺されることになり、食肉業者に引き取られていったが、その時その娘さんは業者にその馬の肉を分けて欲しいと要求した。そして彼女はその愛馬の肉を食べることにより自分の体の中にとり入れて一体になった。愛しているものをたべるという極限の愛情発露による行為。

 

(参考)

ポシンタン 

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用)

漢字: 補身湯

(現地語読み仮名) ボシンタン

 

ボシンタン(補身湯)とは犬の肉を使用した朝鮮半島の料理で、言葉通りに体に栄養を補うスープを意味している。ヨンヤンタン(栄養湯)、サチョルタン(四節湯)とも。これらはいずれも韓国での呼び名で、韓国においては犬肉を野菜とともに煮込んだスープが出されるが、北朝鮮では犬肉を「タンコギ」(「甘い肉」の意)と呼び、缶詰が売られている。

 

犬の肉には蛋白質と不飽和脂肪酸が多く含まれており、手術後の患者や栄養不足の人に滋養効果が高いといわれる。また最近は精力剤、肌美容としての効果を期待して食べることもある。なお、毎日食べ続けているわけではなく、季節の節々に滋養食として食べる場合が多いという。

 

朝鮮において犬の肉は伝統的な料理の一つであるが、犬の肉を食べる文化の稀である欧米では理解されず、また犬を屠殺する前に苦痛を与えるほど肉の味が良くなるとする俗説に従って、凄惨な虐待などを施した後に殺して調理するなどの事情もあり、「野蛮」であるとして批判された。これらの事情から、ソウルオリンピックの際にはこれを扱う食堂は表通りから一掃された。ただ、看板をハングル表記のみにすればポシンタンの店だとは外国人にはわからないため、そのようにして営業をする店もあったという。 また、減っていた店舗数も、ソウルオリンピック閉幕後は戻ったという。

 

これらの影響もあり、一時はこの食文化を恥であるとして、表立って提供するのをはばかる場面もみられた。その後は、韓国国内では歴史的食文化を感情的理由で非難することについての批判が高まり、韓国の経済発展などで「朝鮮文化を見直す、世界に広く知らしめる」などと主張するナショナリズムの隆盛もあり、規制は現在行われていない。一方で、欧米の動物愛護思想の影響を受けた犬食反対団体が韓国内にも出来るようになった。

 

なお、若い世代には、犬の肉を食べることには抵抗のある者がいる。また、犬の肉は匂いが強いと考えられていたり、中年男性が精力剤として食べるものと言う者がいる。しかしながら老若男女を問わず、年間200万頭もの犬肉を消費しているという調査結果もある。

 

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ブログの犬肉体験記

(引用:http://blogs.yahoo.co.jp/tairestaurant_sheraton/45090842.html

 

韓国や中国等ではスタミナ料理として犬の肉を食べると云う・・・

唐辛子ベースの犬肉スープは、胃腸を丈夫にし体力を増進させ、身体を温め滋養強壮に抜群なのだとか・・・

 

北朝鮮ではタンコギと言って(甘い肉の意味)缶詰めも売っているとの事

犬肉のハンバーガーや犬肉キムチ、犬肉入りマヨネーズ、犬肉化粧品まで有るのだ。食料不足の北朝鮮では犬の姿が見当たらないらしい・・・危なくて犬もオチオチ散歩にも出かけられないのだ。

 

肉は赤身でスジがあり、少々硬い食感だ。

匂い消しの野菜を入れても、とても臭くて食べれない・・・

何度か噛んでいるうちに吐いてしまう。味とか臭みとかじゃなくて、犬をイメージしてしまうと、とても食べれない。

 

いち白、に赤、さん黒、しぶちと言って、一番美味しいのは白い犬、二番目は赤茶の犬、三番目は黒い犬、四番目は101匹ワンちゃんのぶちぶちの犬・・・

かつて日本でもその昔は食していた様だ・・・

 

韓国では1988年のソウルオリンピックの前の1984年にポシンタン禁止令が出されたのだ。今でも韓国政府は正式には食肉とは認めないらしい・・・・・

欧米諸国の強い反発やペットブーム等で路地裏営業をしている店も有るようだ。

 

犬肉には鬼神除けの力が有ると信じられていて、むしろ呪術的な意味合いで食べている人もいるのかも知れない・・・・・。唐辛子の鮮やかな赤色も鬼神の嫌う色である。

 

歌舞伎町にもポシンタンの食べれる韓国食堂が沢山あります。超有名で人気店は大久保通りの新大久保駅と大久保駅の真ん中程に有るお店です。

ポシンタン、羊の串焼き、キムチ等、最高に美味しいですが、いつも混んでます。

 

(管理人注)ポチより、シロの方が美味しいね!なんていう健啖家の会話が聞こえてきそうです。

 

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関連記事  (平成20年5月28日付 朝日新聞 朝刊) 犬肉論争