2008年06月18日

欧州の無暖房住宅視察研修

アースデイ3NPO法人 外断熱推進会議」では、欧州で既に始まっている「無暖房住宅」の実態を視察する研修旅行が企画されている。

 

地球温暖化防止で最も遅れている住宅の冷暖房エネルギー削減

究極の無暖房でも快適に住むことができる欧州の住宅をつぶさに視察する旅だ。


残念ながら日本の最新マンションや住宅でも、冬季の暖房には強力な設備・エアコンなどが装備されており、無駄なエネルギーを消費しているのが原状。せっかく暖めた部屋の熱も、時間の経過と共に消えてしまうという無駄を国民は甘んじて受けているのは悲しいことだ。

 

一生に一回あるかないかの大事業である住宅購入・新築にはもっと関心を持とう。

(業者の言いなり提案で、結局損をするのは貴方!)

 

■「第八回 スウェーデン・デンマーク 地球環境と無暖房住宅の旅

◆視察訪問期間: 平成20 6 22 日〜6 28 日(5 7 日)

◆参 加 人数 : 10〜15人

◆参加申込締切  終了

◆日程と訪問先

6/23MON

*高齢者福祉施設と無暖房市営住宅<116世帯>視察

*福祉問題のスペシャリストのコーディネートで高齢者福祉施設視

*イエテボリ市内に建設された最新の無暖房市営住宅<116世帯>視察

http://www.alvstranden.com/default.aspx?id=52&navId=146

 

6/24TUE

*ハンス・エーク氏の案内でパッシブハウスセンター訪問/講演(予定)

http://www.passivhuscentrum.se/startsida.html?&L=1

*1960〜70年代に建設されたアリングソース市ブローゴーデン地区の市営住宅(300 戸)の外断熱<無暖房>改修視察

 

6/25WED) 移動日

*コペンハーゲン デンマーク建築研究所訪問(省エネ建築 パッシブハウスエネルギーパス)

 

6/26THU

*コペンハーゲン 議会・教育・福祉施設視察(予定)

*A班は、札幌市議会議員(6名)とデンマークの教育・議会・福祉の視察。

*B班は、自由行動。希望者はマルメ及びコペンハーゲンの建設現場・住宅を外部から視察。

 

尚、今回の視察旅行には77日より洞爺湖サミットが開催される北海道の札幌市より市会議員6名(所属会派 民主党)が参加。

 

 (注:管理人は、「NPO法人 外断熱推進会議」の発起人・会員)

 

欧州では、地球温暖化対策としての家の無暖房化が、現実のものであり、実際に販売されているという現実には、驚く。日本の家のエアコン頼みの暖房は、地球に大きな負荷を与えているのだ。


Posted by tomato1111 at 00:03│忙中閑