2008年05月19日

不気味な草(色・形)

浦島草この何となく不気味な形・色をした草を見たことがありますか?

 

昔の黒川では、時々湿っている日陰に生えていましたが、最近は殆んど目にしません。

 

わたしは去る4月に箱根湯本へ行ったとき、日陰の土手に生えているのを見つけカメラで撮影しましたが、残念ながら名前がわからず悔しい思いをしました。

 

届いたメルマガのテーマにこの草が取り上げられているのを知りました。

その名前は?


『浦島草』(うらしまそう)

 

 -------サトイモ科の多年草--------

 

浦島草1山林や竹藪(やぶ)の、湿った場所を、よーく見ると……。

この時期、変わった形の植物が、目に入るかもしれません。

土の上に顔を出した、黒紫の、蛇のような頭。

グロテスクな形ですが、これは、「仏焔苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる部分です。

花は、この中に、包まれていて、細く、長く、糸のようなものを、外に垂れ下がらせています。

 

これを、「浦島太郎」の釣り糸に見立てての、命名だというわけです。

 

浦島太郎」の物語は、ご存知ですね。

浦島」は、漁師。

助けた亀に乗って、海の底の竜宮城へ行き、夢のようなひと時を過ごします。

忠告に逆らって、乙姫様にもらった、玉手箱を開けてしまったために、あっという間に、白髪の老人になってしまうというお話です。

 

それにしても、海辺ではなく、山で、釣り糸を垂れているとは、不思議ですね。

 

もしかしたら、「浦島太郎」には、後日談があったのかもしれません。

……老人になった浦島は、山里に行き、昔を懐かしむように、釣り竿(ざお)を眺めながら、暮らしましたとさ……。

 

    発行者:夢子 こと 山下景子

      『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』

        (写真:季節の花300

 

        (別名は「蛇草」とも言う)