2008年05月03日

鉄道博物館(大宮)

ときJR大宮駅近くの「鉄道博物館を短い時間であったが訪ねた。

この施設は平成18年5月に閉館した「交通博物館」(神田万世橋にあった)のあとに、JR東日本創立20周年記念事業として開館した「鉄道博物館」。

一歩博物館の中に足を踏み入れると、体の中の血が一気に湧き上がり、気持ちがわくわくしてくる。やはり動く鉄道に対する子どもの時代からの憧れが、頭をもたげ始めるからか?


わたしが圧巻だったと思った展示は三つある。

一つは、展示スペースの半分を占めている「ヒストリーゾーン」。

 

ヒストリーゾーン1

 

 

これは日本の鉄道の黎明期に、新橋ー横浜を走った1号機関車、全国を走った(走っている)特急列車、新幹線の歴史、御料車(お召し列車)などが所狭しと並んでいる車両の歴史的な展示。。実物展示車両は36両。車両によっては、実際に乗車もできる。

 

 

 

 

 

 

 もう一つは、日本最大規模という「鉄道模型ジオラマ」。

 

HO3これは横幅約25m奥行き約8m、約200屬涼老遡老燭HOゲージ(在来線1/80、新幹線1/87)の鉄道模型を敷設したジオラマ。軌道総延長約1,400mのレール上を最大20編成まで車両の走行が可能。 日本の鉄道の特徴的シーンを再現。駅舎、発電所、橋梁、トンネルなど様々な鉄道施設と多彩な車両を一望できる景色となっている。

照明を調整して朝、昼、夜間など時間帯ごとの演出を施し、一日の様子を見ることができる。

 

 

 

 

最後は、「5式ある運転シミュレータ」だ。

 

山手線運転シミュレーターD51シミュレータ(新設:1台)

(500円の有料で使用できる。)

山手線シミュレータ(無料)

(山手線内回りの実写映像を使用。このシミュレータにも動揺制御装置が採用されており、加速時・走行時・減速時・曲線通過時・ポイント通過時のほか、対向列車とのすれ違い時に生じる左右方向の揺れまでがリアルに再現されており、実物同様の乗り心地を味わうことができる。スクリーンは100インチの大型のものが3面並べられており、迫力のある実画面前面展望が展開。)

京浜東北線シミュレータ(無料)

(実際にJR東日本で運転士訓練用に使用されていたもので、コンピュータグラフィックによる前面展望画像を使用。)

東海道線シミュレータ(無料)

(実際にJR東日本で運転士訓練用に使用されていたもので、コンピュータグラフィックによる前面展望画像を使用。)

新幹線シミュレータ(無料)

 

また普段は見ることができない御料車(お召し列車)も実物が展示されている。

 お召し列車

「初代1号御料客車」(1876年製造) 

(写真:菊の御紋)

 

御料車の菊の御紋

 

 

明治天皇専用の日本初の御料車。 

 

 

 

厠

 

 

 

摂政宮(昭和天皇)用御料車。

木製としては最後の御料車。

(トイレットを表わす「厠(かわや)」の表示があった。

 

 

 

車両の数々1号機関車

 

 

第一号機関車

 

 

 

 

 

 

 初期の新幹線

懐かしい新幹線の展示があった。

昭和39年(1964年)10月1日に、東京と大阪を初めて走った新幹線の車両だ。

同じ年の10月10日は、東京オリンピックの開会式の日であり、それにあわせて開通した新幹線。

 

若かったサラリーマンのわたしは、その年の暮に、社名で大阪出張を命じられ、新幹線を使って良いという許可が下りた。

 

嬉しくて嬉しくて、嬉々として新幹線に乗り込み、車内販売でお茶を買って列車の揺れで湯がこぼれるかどうか確認をした記憶がある。

 

新幹線が走る前の大阪出張は、夜行寝台に乗り大阪駅に早朝の5時について、駅の構内地下にあった銭湯に入って髭をそり、うどんとお稲荷さんの朝食をとって大阪支店へ顔を出したものだ。

 

JR東日本が運営の主体ということで、「鉄道博物館」へ入場する際に「Suica(スイカ)」または「PASMO(パスモ)」が利用できる点が面白い。

 

御茶ノ水駅名

さて、次にまた「鉄道博物館」を訪れる機会があったなら、会場に8時間の滞在ができるので朝から晩までじっくりと楽しみたい。

 

昼飯はあの食堂車の代名詞「旅のレストラン 日本食堂」で、当時、食堂車で提供していたメニューを味わうか、車内販売でおなじみのお弁当を食べたい。

博物館の隣を走るJRの列車を見ながら!

  

それにしても機関車を見ている子ども達の目がキラキラ輝いているのが印象的だった。

 

〒330−0852

埼玉県さいたま市大宮区大成長3丁目47番

鉄道博物館

TEL.048-651-0088

 

開館時間 10:00−18:00

休館日  毎週火曜日、年末年始

入館料  一般 1000円、小中高生 500円、幼児(3歳以上未就学児)200円

 

(参考:鉄道博物館パンフレット他)