平成20年3月27日(木)の日本経済新聞に連載している
「ゼミナール 次世代農業ビジネス(19)」に先進国の食料自給率が掲載されていた。
これによると「日本の食料自給率はカロリーベースで39%(2006年度概算値)にまで低下しており、他国と比べても極めて低いレベルにある。」としている。
平成20年3月27日(木)の日本経済新聞に連載している
「ゼミナール 次世代農業ビジネス(19)」に先進国の食料自給率が掲載されていた。
これによると「日本の食料自給率はカロリーベースで39%(2006年度概算値)にまで低下しており、他国と比べても極めて低いレベルにある。」としている。
輸入依存度が高い日本にとって、食料需給に大きな影響を与えるリスク要因として、供給面では
(1) (1) 地球温暖化などに起因する気候変動が、農産物などの食糧生産に与える影響
(2) (2)食糧生産に不可欠な水の問題。地球上の約14億立方キロメートルという膨大な水の大半は海水であり、人間が利用しやすい河川や地表水は全体の0.008%に過ぎない。使える水の量は限られておりかつ偏在している。
需要面では、
(1) 人口増加。発展途上国や経済成長の著しい新興国の人口が急速に増加。
(2) 世界人口の二割に当たる13億人の人口を抱える中国では先進国型食生活の変化が進み、肉類や魚介類などの消費が増加している。
(3 南米や米国などで大規模増産されているバイオ燃料は、トウモロコシやサトウキビなどを原料とするため、食料需給に影響を与えている。
(記事出稿者:三菱総合研究所)
(参考資料)
日本が飢え死にする食糧安全保障の危機
週刊エコノミスト4月1日2008
食糧は『戦略物資』であるというのは世界的な常識である。
古い言葉で言えば『兵糧攻め』に備えることは、平常から常に意識しておくべきである。
経済力があれば食糧は『いつでも買える』という楽観的な想定をしている国が世界にどれだけあるだろうか?
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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